
手に取りやすいアイテムに寄せる
強いこだわり
デイリーなアイテムだからこそ、そこをキャンパスに作り手それぞれの想いや、アプローチの仕方があるTシャツ。可能性の塊だ。人がダサいと言ったっていいし、かっこいい!と憧れのものでもいい。一枚だけでも作れるし、大量の生産もできる。どれに心を奪われて選ぶのかは自分自身の感覚のみ。
そしてTシャツ集めをしているうちに自分の癖みたいなものに気づく。山のように日々生まれてくるTシャツの中からドキュンと打ちのめされるTシャツに出会った時は思わず無意識に手に握りしめている。奥が深いからこそやめられないし、買いやすいからこそ手を出してしまう。まさに偏愛アイテムといえる未知の可能性を秘めている。それが、私のTシャツ収集。
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①

キモカワTシャツ。 私は目玉や、動物、人形など、ちょっとグロめのモチーフが大好きだ。そしてシルクスクリーンや、コラージュのプリントも大好物である。
右のあちゃちゅむの全面コラージュTはもう10年以上着ている。いちばん手前のゴルチェのショーの黒いスーベニアTシャツは3枚ストックを購入したくらい。着ていてかすれていく風合いもすごく好き
②

オリンピックや、万博も大好きで必ずスーベニアは購入。特にパリ五輪の時は街中にいろんなオリンピックのモチーフTシャツが並んでいて圧巻の景色だった。
モンマルトルで見つけた白Tはなんだかエモいデザイン感が響いて購入した。黒はチュイルリーの散歩帰りにたまたま見かけてモダンで心を奪われたもの
③

キャラクターTシャツはとにかくずっと好き。破れるくらい着てしまう。
これは最近好きな3点。
クロミとE.Tはユニバで購入。生地の薄さが絶妙でいつもいろんなキャラクターを集めてしまう。そして、最近いちばん着ているドアラ。色と素材が絶妙でおしゃれ。キャラTは一発の柄が勝負だと私は思っているので、見つけた時は必ず目が合う瞬間を大切にしている
④

タイに行ったらついつい集めてしまう、タイ語Tシャツ。
なんといってもキャッチーな色合い。そしてタイ語の文字の可愛さ。とにかくファッションセンスは世界の中でもトップクラス。若者が生き生きものづくりしていて沢山の新しいブランドが生まれてくるのもいい。
エネルギーがあるTシャツ。毎回刺激をもらいまくるタイブランド
⑤



個性強めな私の推しの3点
上から SUPER Tシャツ。私がもっとも大好きなアーティストmai ohara。まるで彼女の頭の中をのぞいたようなデザインで、一点ずつ手刷りのシルクスクリーンで仕上げたTシャツは唯一無二。
中 チョポヴァ・ロウェナのウエディングコラージュTシャツ。完璧なバランス感、そしてモチーフの存在感と違和感が重なり合うデザイン。個性派のさらに先を行くこのTシャツは、1枚着るだけで主役級のおしゃれが完成されるので気に入っている。
下 ロスのブランドPaly HollywoodのTシャツ。 最高にカッコいい。ダメージ感や、素材感、丈感が絶妙。タイダイも上品。ビンテージのような風合いもいい。とにかく高かったけど、気に入ったから買うしかない。旅行先の沖縄の大好きなセレクトショップでゲットした、今年いちばん大好きなTシャツ。
⑥

Tシャツの醍醐味は、着る人によって個性の味付けができて楽しいところ。作る人の遊び心や可能性を受け取って自分らしく表現する。合わせる小物でもまた十人十色で変えることができる。だから難しいし,探求してしまう。なんともいやらしい存在である。
最後は私の1番戦い続けている白Tシャツ。今年はランジェリーキャミが縫い付けれれたもの。シルバーが気分なので、バック、ネックレス,メガネはオールシルバーでスタイリングして、出かけてみようと思う。
今年はまたどんな個性的なTシャツに出会えるだろう。

Miki Aizawa
2005年よりフリーのスタイリストとして活動。雑誌でのスタイリングをはじめアーティスト、広告、CMなどジャンルを問わず活躍中。衣装デザイン、エディトリアルディレクション、空間プロデュースなど多方面で活動。
スタイリスト相澤 樹の素敵すぎる収集癖
第一回「コム デ ギャルソン」
第二回「眼鏡」
第三回「エルメス」
第四回「ドクターマーチン」
第五回「香水」
第六回「アクセサリー」
第七回「グッチ」
第八回「ヴィヴィアン・ウエストウッド」
第九回「食器」
第十回「花柄」
第十一回「帽子」
第十二回「キラキラアイテム」
第十三回「ルイ・ヴィトン」
第十四回 番外編 「韓国の買いつけ」
第十五回「ピンク」
第十六回「メンズアイテム」
第十七回「バッグ」
第十八回 番外編「クリスマスムードのパリ!」
第十九回「クマグッズ」
第二十回「スニーカー」
第二十一回「キディル」
第二十二回 番外編「大阪万博」
第二十三回「アンダーカバー」
第二十四回「リボン」