スタイリスト相澤 樹の素敵すぎる収集癖
第一回 「コム デ ギャルソン」

2021.09.30



気づいたら今の私の人生の半分以上の時間を一緒に過ごしてきたブランド「コム デ ギャルソン」 。

14歳の時、衝撃的な出会いをしました。母とギャルソンの店内に初めて入ったあの日を今でも忘れられません。まるで美術館のような店内の陳列。そしてアートそのものの洋服達。思春期の私に、そこから伝わる緊張感が体に響き渡りました。

あの日から今まで、学生、社会に出て、そして好きなことを仕事にしている今、変わらずに私の原動力の一部であることには間違いない。いつも刺激を受け続けるクリエーションは、憧れのような恋心みたいな感覚で、それが私にとっての「コム デ ギャルソン」なんだと思います。そして、身につけることで格別のパワーをもらえるのです。

学生の頃は身につけることでたくさんの自信をもらい、大人になって個性の大切さをおしえてもうなど、常に学ぶことだらけ。私の周りにはギャルソンを着ている素敵な大人たちがたくさんいます。意思があり、常に前を向いている人たちのその姿を見ると、洋服はみな、選ばれるべくして、その人と混ざりあい、人としての魅力を生み出すのだなとつくづく感じます。

出会ったあの日から、そしてこれからも私の人生からなくなることはなく、常に憧れ続けて追いかけて行くであろう「コム デ ギャルソン」。まさにアバンギャルドな人生。それを形にしてくれる、数少ないブランドの一つ。私の人生に大きな影響と夢を与え続けてくれる大切なブランドです。



バックと靴はとにかく大好きで、高校の通学、文化服装学院での通学、そして今もずっとデイリーアイテムで使っています。時代に合わせて使うものは変わってきたけれど、いつも肌身離さず使い続けています。

靴は数え切れないくらい履き潰してしまったけど、ここ最近はとにかくこのNIKEとのコラボの厚底スニーカーにやられました。もう好きすぎて3足買いました。それくらい、気に入ると一気にリピートしてしまうのも、昔から変わらない私の癖ですね。



これは私にとっての宝物のジャケット。2005-06年秋冬のブロークンブライドコレクションのもの。このシーズンはとにかく体も頭も震えたコレクション。ウエディングドレスの転写プリントを施した上に装飾を重ねるという、とんでもないヴィジュアルが斬新すぎて・・・。とにかくいろんなアイテムを買いあさりました。未だに見つけたら欲しいくらいです。先日アーカイブの展示を見て、お店の方に売って欲しい!と交渉したくらい(笑)。勝負服として、今も私を奮い立たせてくれる大切なアイテムです。



これは、見た瞬間とんでもなく欲しくて、お店できゃー!と声を上げたのを覚えています。ただ、サイズが無くて諦めかけたのですが、京都にならあるという情報で、京都まで買いに行ったという、思い出の一品です。やはり買い物は本気で!どこまででも追いかけていくという信念。消費者としての私の意気込みです。



Miki Aizawa

2005年よりフリーのスタイリストとして活動。雑誌でのスタイリングをはじめアーティスト、広告、CMなどジャンルを問わず活躍中。衣装デザイン、エディトリアルディレクション、空間プロデュースなど多方面で活躍。

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