
私のスニーカー10選
今回は数あるスニーカーの中から、大切で推しの10足を紹介。正直なところスニーカーがとても詳しいわけではない。そんな私がスニーカーをいつも購入するきっかけは、私物の小物と紐づけて自分なりのストーリーをつくりあげて、それがうまくフィットした時に唯一無二の自分のスタイルが完成する。
ブランド、メーカーは気にせず、出会いのインスピレーションがとても大切で、心ときめくかときめかないかが鍵。スニーカーの数をあらためて数えてみたら38足。こうやって並べてみると、やはり個性的なものが多いセレクションだと感じる。意外と沢山持っていてびっくりしたのも事実。
スニーカーのコレクターのように蘊蓄は語れなくて恥ずかしいが、自分なりの偏愛を伝えられたら嬉しい。
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アディダスのカーフへアーのスニーカーはとにかく柄が最高。さらに最近購入したアディダスカスタムリボンにバラのモチーフをプラス。大好きなマディソンスクエアバックを合わせてカジュアルに。

ノワール ケイ ニノミヤ×リーボックは、とにかく可愛すぎて全型白黒を購入してしまった。特にフリルがついたものはスーパーキュートで、フリルのつけ衿とコム・デ・ギャルソン×ミキモトのパールネックレスとの相性が抜群で、靴が主役になる日にはもうこれしかない!と言える一品。

ダブレット×アシックスはカラーリングがどツボ。さすがという発想のデザインで発売日をめちゃくちゃ楽しみにしていたもの。ベージュのメガネに合わせられるなんて!カラーリングに少しだけピンクを入れているところも心くすぐられる。ダブレットやはり、流石すぎる。

ケイニノミヤ×リーボックのインスタポンプフューリー第二段。最近発売したばかりだが、これも発売をワクワク待っていたもの。まさかパールをつけてくるなんて!個性的なキムへキムのキャップの相性が抜群すぎる。洋服はオールブラックのボーイッシュスタイルで合わせたい。

ピンクのニューバランス。大好きな海外のアーティストが履いているのをSNSで見て、ミーハー心ながら一目惚れして探しまくった一足。デッドストックのカザールのメタリックピンクのメガネとビンテージロレックスの時計の相性がたまらない。少し大人っぽくスタイリングするのがポイント。

アディダス×caroline huのコラボ。日本未発売のため、発売日に中国の友達に頼んで買ってもらったもの。コレクション発表後すぐに発売日を調べ、執念で探し求めた一足。もう言うことは何もない。最高だ!そしてこの相棒はアディダス×グッチのバックを合わせたい。

バレンシアガのタイヤ厚底スニーカーは、まるっとしたこのフォルムが自分の気分とマッチしたもの。色も白を選んでルーズソックスを合わせて、思いきりストリートファッションを楽しむ日に使用している。バレンシアガのグラフィティ柄の財布を合わせてやんちゃな気分をプラス。

バーバリー のラインストーン付きキラキラスニーカーは、シックなワンピースなどと合わせてドレスアップ用に使用することが多い。でもやっぱり外しが好きな私はオールブラックコーデの日には絶対バックにピカチュウをぶら下げている。黄色と黒の相性はやっぱり最強に気分が上がる!

ナイキのレインボーフリル。見ているだけでテンションがあがる。いろいろなものをポップにしてしまうスーパーアイテム。ジャンルも混ぜてロマンティックなヘアピンや、カセットのポーチに可愛いラブブをバックチャームに。子供っぽくならないのはこのバランスのよいカラーリングと、フリルが完璧なバランスだからだ。

クリスチャン ルブタンのコラージュ柄スニーカー。ウィンドウディスプレイで目があって、そのまま店内に。もう、どの柄もハイクオリティ。可愛すぎてなかなか履けない。遊び心を忘れない靴作りには圧巻だ。メタリックな小物を合わせてキレイめなコーデで。
スニーカーを履く日はそこまで多くはない。なので、すごく特別な存在で意味がないと購入する事はない。だから絶対に手放したくない一足に出会えた時は本当に至福で高揚してしまう。
家で箱から開けてニヤニヤ愛でるのも楽しみのひとつ。そこからどんどん愛着が湧いてきて、スタイリングにストーリーが必要になってくる。スニーカーは日本を代表する文化の一つだと思う。外国の友人達は日本のスニーカーのクオリティとデザインを高く評価していて、なんだか勝手に誇らしい気持ちになる。まだまだ未知数なアイテムだけに、この先見たこともないデザインの新しいスニーカーに出会えるのが楽しみだ。

Miki Aizawa
2005年よりフリーのスタイリストとして活動。雑誌でのスタイリングをはじめアーティスト、広告、CMなどジャンルを問わず活躍中。衣装デザイン、エディトリアルディレクション、空間プロデュースなど多方面で活動。