第十九回「クマグッズ」
スタイリスト相澤 樹の素敵すぎる収集癖

収集テーマの中でも、ずっと温め続けているのがクマグッズ。もちろんテディベアのメリーソートやシュタイフと言ったクマの最高ブランドの人形も当たり前に大好きだし、大切なもの。
でも今回は、テディベア好きから派生したクマ好きの私が愛してやまないマイラバーベアグッズを、半ば見せびらかしたいという気持ちで紹介。
気づくと個性的な愛嬌のあるものが家に集まってくるのだ。いや私が連れて帰ってきてしまうのだ。是非、なんとも言えない可愛い世界を堪能してほしい。

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まずはユニバーサル・スタジオ・ジャパン名物のハミクマたち。
パンク、ゾンビ、ソウル。なんともエグかわな3匹。ハロウィンのユニバには欠かさず主役になるハミクマ。

個性派クマポーチ。タイで一目惚れした手作りポーチ。緑の色合いと、この顔つきのバランス感が絶妙。右下クマプリントポーチ。最近の新入り。ヴィヴィアンにはとにかくクマモチーフが沢山ある。今回のプリントのキャラの強さに心奪われて即購入。

事務所の鍵には茶色の3連。メリーソートのパンキーミニベアはロンドンで。タイの出店で買ったレザーベア、パリのスーベニアショップで見つけたテディ。スタンダードな色合いの統一感が素敵。

バックにももちろんクマ沢山。もはやバックよりもチャームの方が重たいけど、気にしていたらこの奇妙なバランスはつくれない!
シルバーはエコバッグ。機能性はもちろん、アイキャッチ抜群の存在感は、子供からおばちゃんにまで声をかけられる、コミュニケーション抜群のメンバーたち!

チェックのクマのショルダーバックは、人形だったものをバックにしてほしいとお願いしてオーダーで作ってもらったもの!大きさもかなりあって収納もバッチリ。チェックのパッチワークという贅沢すぎる配色が自慢の一品。全身チェックスタイルでブリティッシュスタイルを楽しみたい!

小さなクマパーツたちは手足が動くのがいい。ネックレスチャームとリング、そしてヴィヴィアンのピアス。細工の細かさもこのクマモチーフならではのクオリティの高さだと思う。見ているだけでも、つけていてもどちらでも幸せな気持ちにしてくれる。

アートもクマ。何年も前に代官山のセレクトショップで一目惚れして買った作品。奇妙な世界の中にいるクマの存在感が私の心を撃ち抜いた。未だこれ以上の立体作品に出会えていない。私にとって最高傑作品だ。

韓国ソウルのNIKEショップで、オリジナルでカスタマイズできるバック。
私はもちろんクマシリーズをチョイス。そのほか名前を入れたり、ハングル語のNIKEモチーフを選んで自分で楽しみながら作るのもたのしい。

なぜかパリで見つけることが多いフェティシュシリーズ。
絶妙なレザー使いと、切り抜き方がやっぱり洒落ていて、どの国を探しても出会うことができない逸品だと思う。大人ラインのクマもやはり素晴らしい。

アンダーカバーのモチーフでも有名なクマちゃん。キティちゃんとコラボのポーチはなんとも可愛すぎる。もちろん置物も圧巻の存在感。ストリート感を感じるビターなクマはさすが!といつも思う。

小さい頃は意外とガーリーなものに興味がなくて、外で秘密基地を作って遊んでいたのに、まさか大人になってかわいいものを集めるようになったのは自分でもびっくりしている。きっとどこかずっと憧れていたのかもしれない。

クマを集めるきっかけは、初めてロンドンに行った時にメリーソートのパンキーというテディベアに出会ったのがきっかけで私の新しいクマ採集の扉が開いた。可愛いものからヘンテコな個性溢れるものまで、バリエーション豊かな存在感にハートを撃ち抜かれつづけているんだなと。
とにかくクマハンティングを世界中で続けていきたい。

Miki Aizawa
2005年よりフリーのスタイリストとして活動。雑誌でのスタイリングをはじめアーティスト、広告、CMなどジャンルを問わず活躍中。衣装デザイン、エディトリアルディレクション、空間プロデュースなど多方面で活動。

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