
撮影・川上輝明(bean)
お菓子作りには不思議なことがいっぱい。
ゼリーの弾力も、固めるものの性質で異なってきます。
例えばゼラチンはぷるぷる、アガーはつるんつるん、寒天はこりこりというように。
今回は原材料が海藻の食物繊維たっぷりの寒天を使った、
宝石のようなこはく糖をご紹介します。
型抜きをして、時間をかけて仕上げるお菓子なので、
出来上がるまでの変化も楽しんでくださいね。
ADのあとに記事が続きます
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● 材料/14×16×高さ3cmのバット1台分 ●
A
〇グラニュー糖・・・・・300g
〇粉寒天・・・・・4g
〇水・・・・・200g
〇かき氷シロップ(いちご、ブルーハワイ)・・・各2g
● 作り方 ●
1 鍋にAを入れて中火にかけ、ゴムべらで混ぜながら溶かす。沸騰したら弱火にし、2分温めて火から下ろす。
2 2つの耐熱容器に半量ずつ入れ、いちご🍓とブルーハワイのシロップをそれぞれ加えて、スプーンで混ぜる。
3 水にくぐらせたバットに、ブルーハワイの寒天液を流し入れ、いちごの寒天液を、バットの端近くの1カ所から流し入れるⓐ。こうすると淡いグラデーションができる。冷蔵庫で30分冷やし固める。
4 バットから手で取り出してオーブンシートにのせ、直径4cmの丸型で抜いて、間隔をあけて並べる。抜いて残った寒天生地は、ナイフで食べやすい大きさに切ってⓑ、同様に並べる。
5 風通しのいい場所で2日間乾燥させる(夏場は3日ほど)。上下を返してさらに2日間乾燥させてでき上がり。

ⓐ

ⓑ
● memo ●
乾燥させているときに砂糖が結晶化していく様子を観察できます。表面の水分が乾いてなくなり、素材が安定して固化するのが結晶化。外側だけ結晶化し内側は ぷるんとしたゼリー状 の半生菓子です。

太田さちか(おおた・さちか)
ケーキデザイナー、芸術教育士。パリ サンジェルマン・デ・プレで過ごし、ホテルリッツにある料理学校「エコール・ド・リッツ・エスコフィエ」で製菓を学ぶ。京都芸術大学大学院では芸術について学び、芸術教育士として子どもとママのための製菓クラスやワークショップ「My little days」を主宰。子どもたちの興味や不思議などの感性に寄り添う独自の世界観を展開している。そのかたわら、ウェディングやパーティー用のお菓子制作、雑誌やテレビ、Webなどで幅広く活躍。著書に『メレンゲのお菓子 パブロバ』(立東舎)、『不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ』(マイルスタッフ)がある。
WEB:
https://mylittledays.info
Instagram:@sachica_kidsartlifeproducer
今回ご紹介したレシピが掲載されているのは……

『魔法のおやつをめしあがれ』
太田さちか
文化出版局
WEB:https://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579213894/
お菓子作りの不思議を探る楽しいレシピ本。今までにはない発見がスイーツを通して見つかるかも!もちろん食べてもおいしいものばかりです。
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