第78回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」正式出品作。『遠い山なみの光』衣裳担当の高橋さやか×小川久美子(映画『国宝』など)トークイベントつき独占試写会をプレゼント!

1989年にイギリス最高の文学賞であるブッカー賞、2017年にノーベル文学賞を受賞し、二つの世紀を代表する小説家となったカズオ・イシグロ。「日の名残り」「わたしを離さないで」などの映画化作品も世界で高く評価されている。そんなカズオ・イシグロの原点であり、1982年に発表し王立文学協会賞を受賞した長編小説デビュー作品「遠い山なみの光」を、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』『ある男』などの石川慶監督が自ら脚本と編集も手がけ、長編映画に昇華した。

9月5日(金)の公開前に、本作をいち早く楽しむことができる「装苑ONLINE」ユーザー向けのトークイベント付き独占試写会の開催が決定。本イベントに、装苑ONLINEユーザーの44名様をご招待します!

トークイベントのゲストには、本作の衣裳を担当したスタイリストの高橋さやかさん、そしてロングヒットを記録している『国宝』などの衣裳を手がけた小川久美子さんをお迎えします。

物語の舞台は、1950年代の長崎と1980年代のイギリス。本作は、そこに生きる3人の女性たちの人生を丹念に描き出すヒューマンミステリーだ。

日本人の母とイギリス人の父を持つニキ(カミラ・アイコ)。大学を中退して作家を目指す彼女は、長崎で原爆を経験し戦後イギリスへ渡り、苦楽を共にした長女を亡くした母の悦子(広瀬すず)の半生を作品にしたいと考える。次女に乞われ、ずっと口を閉ざしてきた過去の記憶を語り始める悦子。それは、戦後間もない長崎で出会った、佐知子(二階堂ふみ)という女性とその幼い娘と過ごしたひと夏の思い出だった。だが、ニキは次第にその物語の食い違いに気づき始める。ニキが母の物語の中に見つけた「嘘」とは?

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終戦80周年となる2025年に映し出される、戦後間もない長崎の物語。衣裳も美術も徹底したリサーチのもとに作り上げられ、衣裳は、高橋さやかさんをはじめとするチームが1950年代当時の長崎を知る方々に取材を敢行。さらに1952年当時の『装苑』を取り寄せ、そこに載っていた実際の絵型やデザイン画から洋服を作り上げた。

リアリティと共に、人物像に奥行きを与える衣裳の力にもぜひ着目したい。

本作のトークイベントつき独占試写会を44名様にプレゼント!トークイベントでは、高橋さやかさんと小川久美子さんの対談によって、本作衣裳の舞台裏や映画衣裳の奥深さを知ることができるはず。貴重なこの機会に、ぜひご応募ください。

応募は、装苑ONLINEの公式Xをフォロー後、アップされるこの映画のトピックをリツイートして完了。締め切りは、2025年8月22日(金)正午(12:00)まで!当選者の方には、Xのダイレクトメールで直接連絡いたします。

装苑ONLINE公式Xはコチラから!

映画『遠い山なみの光』高橋さやか×小川久美子 トークイベントつき独占試写会
日程:2025年8月28日(木)
時間:18:00開場/18:30開演/20:35頃トークイベント開始(30分ほどを予定)/21:05イベント終了
場所:ブロードメディア・スタジオ試写室
   東京都東京都中央区月島1-14-7(東京メトロ有楽町線「月島駅」より徒歩5分)
トークゲスト:高橋さやか(スタイリスト・衣裳デザイナー)、小川久美子(衣裳デザイナー)
募集:44名

監督・脚本・編集:石川 慶、原作:カズオ・イシグロ
出演: 広瀬すず 二階堂ふみ 吉田 羊 カミラ アイコ 柴田理恵 渡辺大知 鈴木碧桜 松下洸平 / 三浦友和
2025年9月5日(金)より、東京の「TOHOシネマズ 日比谷」ほかにて全国公開。
ギャガ配給。

©2025 A Pale View of Hills Film Partners
WEB : https://gaga.ne.jp/yamanami/

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