【so-en mode】
Vol.7 FENDI(フェンディ)

「フェンディ」は1925年、アドーレ・フェンディとエドアルド・フェンディがローマに革製品店を設立したことがブランドの始まり。‘65年には新進デザイナーであった、カール ・ラガーフェルドがデザインを手がけることになった。2019年のカール・ラガーフェルドの逝去によって、’20年からキム・ジョーンズがウィメンズのオートクチュール、 レディ・トゥ・ウェアおよびファーのアーティスティック ディレクターに就任。オートクチュールを手がけるイタリアの老舗ブランド「フェンディ」は常に女性の美しさに寄り添うクリエーションを提案し続けている。

キム・ジョーンズによる2022年春夏のコレクションは、1980年代を彷彿させる、パワーと煌めきのモード。‘70年代後半から’80年代にかけて活躍したファッションイラストレーターのアントニオ・ロペスからのインスピレーションを受けたクリエーションに。躍動感あるれるイラストのラインはまさにそのもの。偉大なるメゾンのレガシーに、現代の息吹を感じるラインナップに。

アントニオ・ロペスのイラストレーションからインスピレーションしたセーター。フィットしたニットはまるでボディペイントを施しているかのよう。ボトムはレザーのショート丈パンツ。ニーハイブーツにもイラストのクラフトワークが。セーター ¥143,000、パンツ 参考商品、イヤリング ¥70,400、ブーツ ¥621,500 フェンディ(フェンディ ジャパン)

シルクのケープドレスは、前身頃から後ろ見頃にかけてリボンのプリントがあしらわれて。体が動くたびに揺れるケープとともに、リボンも優雅な曲線を描く。ドレス ¥418,000、サングラス ¥63,800、イヤリング ¥70,400、サンダル ¥192,500 フェンディ(フェンディ ジャパン)

ドレスが放つゴールドの輝きは、‘80年代の煌めきそのもの。アシンメトリーなデザイン、優雅に流れるドレープからはエレガントな表情がプラスされて。グラフィカルなFのマークがアクセントの“フェンディ ファースト”のバッグとともに。ドレス ¥467,500、イヤリング ¥70,400、バッグ ¥401,500、サンダル ¥242,000 フェンディ(フェンディ ジャパン)

鋭角的な肩のライン。ボリュームあるパンツ。パワフルなセットアップも、シルクサテンの光沢と優しいパウダーピンクの色で女性らしいスタイルに変えて。スパンコールがミラーボールのように輝く“バゲット”のバッグをコーディネートのポイントに。ジャケット ¥467,500、ブラトップ 参考商品、パンツ ¥286,000、イヤリング ¥70,400、バッグ ¥495,000 フェンディ(フェンディ ジャパン)

ため息が出るほど美しいフォルムのセットアップ。シンプルなラインが描く迷いのないその雄弁なフォルムは、老舗メゾンならではの確かなクリエーションに。ウールシルクの素材が上品さを昇華させて。ケープ ¥467,500、ブラトップ ¥63,800、パンツ ¥156,200、イヤリング ¥70,400、サンダル ¥242,000 フェンディ(フェンディ ジャパン)

photographs : Josui Yasuda (B.P.B.)
hair & makeup : TAKAE KAMIKAWA(mod’s hair)
model : SERENA MOTOLA (SO-EN model)

問い合わせ先 フェンディ ジャパン
TEL:03-3514-6187

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