
俳優の山田杏奈さんによる好評連載を今月もお送りします。
山田さんがその時に気になっているスタイルをまとったり、
様々なことにチャレンジして
新しい趣味を見つける、ゆるやかな時間を
毎月15日にお届け中。
合言葉は気の向くままに、軽やかに。
皆さまも、どうぞのんびりした気持ちで
お楽しみください。
第五回は、今冬にまといたいプレッピーミックスをテーマにしたファッション企画。
定番アイテム+αで魅せる懐かしくも新しい装いと、
山田さんのファッショントークを一緒に楽しんで!
photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.) / styling : Mirei Ikeda / hair & make up : Miki Marutani / interview & text : SO-EN
LOOK1 カレッジ風フーディを最旬ガーリッシュにアップデート




プレッピーの定番、カレッジ風のロゴ入りフーディと
大胆なリボンつきシャツをレイヤードして、ユニークなバランスを作ったスタイル。
制服感のあるボックスプリーツスカートでトラッドなムードを高めつつ、
ソックス+パンプスの足元が、ファッションのほどよい緊張感をプラスしてくれる。
フーディー ¥22,000 リコール (エスティーム プレス) / 中に着たリボン付きシャツ ¥59,400、薔薇つきのソックス ¥13,200 ヴィヴィアーノ / グレースカート ¥71,500 クイーン アンド ジャック(エスティーム プレス) / 黒パンプス 参考商品 セルジオ ロッシ (セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス)




—— 今回のファッションテーマは「プレッピーミックス」でした!山田さん、プレッピーと聞いてどんなイメージがありますか?
山田杏奈:まず、プレッピーという響きが懐かしかったです。私が小学校高学年から中学生の頃にすごく流行ったんですよね。制服っぽいアイテムとか着こなし、ワッペンがついたパーカーとかがすごく人気だったなって懐かしく思いました。今日、着させていただいたアイテムもすごくかわいかったです!
「プレッピースタイル」って、「制服っぽい」みたいな意味ですか?
—— そうです。プレッピーという言葉自体がアメリカの名門私立進学校(プレパラトリースクール)を略したもので、そこに通う良家の子供たちが着ていたようなブレザー、ボタンダウンシャツ、カレッジスウェット、ローファーなどの、かっちりとしたアイビーっぽいアイテムをあえて無造作に着こなすスタイルをそう呼びます。
山田杏奈:そういう意味があったんですね!
—— まさに次ページではワッペンつきのニットを着ていただいていますが、このページの、カレッジスウェットにリボンシャツという組み合わせも、とってもお似合いでした。
山田杏奈:大人の遊び心という感じがすごくしてかわいかったです……!リボンシャツは、ヴィヴィアーノのものですよね。スタイリングのどこかに“かわいらしさ”を取り入れるのってすごく素敵だなと思います。
—— ご自身でも、普段のファッションにそうしたディテールを取り入れることはありますか?
山田杏奈:あります。そういう、このワンポイント!みたいなものがある服を着ると、「私、今日はリボンついてるぜ!」みたいに心強さのようなものも生まれてきて。
このスタイリングでは、ソックスに薔薇がついているのもかわいいなって思っていました。私、この前、薔薇の装飾がついたスウェットパンツを買ったんです。それも着ていると、「今日はパンツに薔薇がついてるな〜」ってすごく嬉しくて、弾んだ気持ちになるんですよね。
TALKは次ページに続きます💬






