• HOME
  • REGULAR
  •  
  • 山田杏奈のお気にめすまま 連載vol.10 世界に一...

山田杏奈のお気にめすまま
 連載vol.10 世界に一つのガラスペンづくり

バーナーを使う練習

ガラス細工に使用するのは、可燃性ガスと酸素ガスを混合して燃焼させる「酸素バーナー」。細幅の集中炎を得られるため、炎の真横で作業をしても、熱を感じることはありません。とはいえ、炎の中は2,000℃の高温。うっかり手を入れてしまうだけで重度のやけどを負ってしまうため、使用には細心の注意を払う必要があります。

実作業に入る前に、バーナーの使い方をレクチャーしてもらいます。

まずは、スタッフのお手本を拝見。作業中はサングラスをかけ、強い光の中でもしっかり作業工程を目で追うようにします。

火口からの距離は約 3 〜 5 cmが適正。あまりにも火口近くで溶かしてしまうとガラスが沸騰して気泡が入ったり、硬くなってしわができたりしてしまいます。

いよいよ山田さんもバーナーの前へ!

ガラスペンの軸に見立てた棒を回す練習から行います。非利き手である左手で、一定のペースでくるくるとガラス棒を回し続けるのが意外と難しい。この動作に慣れてきたら、火の中に入れてみます。

棒を回しながら火の中心部に入れていきます。棒が火から出たり入ったりせず、常にその中心にあるのが理想。ここでガラスを「ためる」練習も。熱で溶けたガラスが落ちないよう常に棒を回し続け、玉状にする作業です。玉ができたらガラスを火から出しますが、ガラスが光っているうちは垂れてしまう可能性があるので、火の外でもしばらく回し続けるのがポイント。

ペン軸とガラス玉をつけるための練習に入ります。左手がペン軸、右手が玉のイメージ。両方とも回しながら、先端を火の中心に入れます。山田さん、真剣な表情です。

手前と奥で火の強さが違うので、上下を入れ替えてくるくるくるくる……。

ADのあとに記事が続きます

ADのあとに記事が続きます

両方とも、先端が光って柔らかい状態になったところで中心同士を合わせ、火の外に出してくっつけたまま、くるくると回し続けます。この時、ペン軸も玉もまっすぐ一直線に、平行を保つことがとても重要。ガラス同士が組み合わさって固まったら、カットする部分を再び火に当てて、焼き切ります。

この練習を何度もくり返します。

「難しい、どうしてもズレちゃいますね」と山田さんは言いますが、「初めてにしては十分、安定して回せていますよ!」と先生。

4 回の練習で、ほぼまっすぐに軸と玉をつけることができるようになりました!

ADのあとに記事が続きます

ADのあとに記事が続きます

RELATED POST

山田杏奈のお気にめすまま 連載vol.8 フィールドアーチェリーにトライ!
山田杏奈のお気にめすまま 連載vol.6 和菓子作りことはじめ
山田杏奈のお気にめすまま 連載vol.9 涼しげレイヤード
山田杏奈のお気にめすまま 連載vol.4 好きな花を束ねる
山田杏奈のお気にめすまま 連載vol.7 日常着にアート感覚を
山田杏奈のお気にめすまま 連載vol.2 初めてのタフティング
上白石萌歌のぐるぐるまわる、ときめきめぐりVol.21  俳優、文筆家、イラストレーター...
ART歌舞伎を発信する中村壱太郎さんインタビュー▷SO-EN 和便り 第一回◁歌舞伎とモー...
上白石萌歌のぐるぐるまわる、ときめきめぐりVol.19  音楽プロデューサー Yaffle
江戸時代のパノラマビュー屛風を前に語り合う▷SO-EN 和便り 第二回◁
No.136/映画『ブゴニア』ネタバレなしで魅力を伝えたい——装苑エディターの編集日記
上白石萌歌のぐるぐるまわる、ときめきめぐりVol.27  最終回 ミュージシャン 水曜...