• HOME
  • REGULAR
  • 第十一回「帽子」スタイリスト相澤 樹の素敵すぎ...

第十一回「帽子」
スタイリスト相澤 樹の素敵すぎる収集癖

春夏秋冬、欠かさずに近くにあるのが帽子。カジュアルな時のポイントになったり、ドレスアップの時は華やかさをプラスしてくれたり、まさに変幻自在の、小さな主役です。
仕事柄、普段なかなかかぶる頻度は少ないものでも集められるのもラッキーだし、デイリーアイテムでもやはり私は遊び心のある個性的なものを選びがちです。なかなか帽子をかぶることに抵抗がある人もいるかと思いますが、是非一つでも興味のあるものに出会ったら、トライしてほしいです。
間違いなく、ファッションの彩りが広がります。
私はいつからか帽子の虜になってしまった一人です。

10年以上も前に、パリのモンマルトルを散歩中に吸い込まれるように入った店の奥に、素敵な白髪のマダムが小さなトーク帽をかぶって紅茶を飲みながら、私が作ったのよ!と声をかけられました。目の前には見たことのないスペシャルな帽子ばかり。
私はこのネクタイを帽子にしたという3点をえらびました。もうドキドキがとまらなかった。
あれから何度もモンマルトルに行ってみたけど、その店は見当たらず。今ではまほろばです。

アトリエ染花のフラワーヘッドドレス。
この色合い。生花のような儚さも伝わってくる。
花の配色のバランスはもちろん、リボンの色のチョイスも全て愛おしい。毎回お店に行くと、何を選んだら良いのかわからないほど見応えとインパクトがある。少しずつ大切に集めているもの。

モノトーン個性のデイリーアイテム
蝶々の帽子たちはタイにいったら必ず行くお店。
勢いとパンチがあったモノづくりにいつもグッとくる。日本ではなかなか出会えないデザイン。シンプルな日にスタイリングの主役になってくれる。
キディルの安全ピンつきつばひろハットはかなりのお気に入り。全身ブラックコーデの時に。素材感や色合わせもとにかく好き。そして何より小さくして持ち歩けるのも最高に素晴らしい!

そして崇拝しつづけている、「ばらいろのぼうし」。いつも想像を超えてくる帽子作りには驚きを隠せない。形、柄、素材、全てが飛び抜けている。
この帽子はオリンピック柄の飛行帽。見たことない!まさにそんなものづくりをし続けている、帽子ブランド。作り手さんの愛情が伝わってくるものばかり。

毎日洋服を着て帽子を選ぶのは日課。今日はどんなところに行って、どんな人達に会うのかなど考えて選ぶのも大好き。それくらい私の当たり前のルーティーンになっている。確かに帽子をかぶり始めた頃は、なんだか落ち着かなくて、大丈夫かな?なんて思っていました。でも、一度慣れたらもうオシャレな相棒です。ちょっとの勇気!!帽子には不思議な魅力が詰まっています。自分自身のスパイスに、是非楽しんでほしいです。

Miki Aizawa
2005年よりフリーのスタイリストとして活動。雑誌でのスタイリングをはじめアーティスト、広告、CMなどジャンルを問わず活躍中。衣装デザイン、エディトリアルディレクション、空間プロデュースなど多方面で活動。

RELATED POST

第二十三回「アンダーカバー」スタイリスト相澤 樹の素敵すぎる収集癖
第二十二回 番外編「大阪万博」スタイリスト相澤 樹の素敵すぎる収集癖
『愛はステロイド』偏愛映画館 VOL.77
No.144/映画『ウィキッド ふたりの魔女』と『ウィキッド  永遠の約束』 感想と衣装の...
No.140/最高なソロバレンタインの過ごし方——装苑エディターの編集日記
No.141/BAPE® ×SANRIO CHARACTERS KUROMI & HELLO KITTYのスペシャルコラボコレ...
No.143/「アエダム」の撮影裏話——装苑エディターの編集日記
No.142/パリ発の人気ブランド「Carne Bollente(カルネボレンテ)」——装苑エディタ...
No.145/よさこい衣装が、ミラノのランウェイへ——装苑エディターの編集日記
No.146 /「矢島紗夜子のあたらしい日本民藝手帖」の撮影現場から——装苑エディターの...
No.147/MUFGスタジアム(国立競技場)周辺のおすすめスポット3選——装苑エディターの...
No.148/ソウルの旅で訪れてほしいホットスポットVol.4——装苑エディターの編集日記