編集者Ａ

アマゾンプライムで配信中のドキュメンタリー『ラウール On The Runway』を観ました。Snow Manのラウールさんが海外でランウェイモデルに挑む姿を追った作品で、見終わった直後の熱量のまま、感想を書いています。

配信に先立って公開されていた装苑オンラインの記事を読んで、一見きらびやかに見えるモデルという職業のリアルや、アジア人が欧米で仕事をすることの難しさについて、自分はアイドルだからこそ（ドキュメンタリーとして）見せられる状況があるという言葉を拝読し、これは観なければ！と思っていました。

読む前の参考に！
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ラウール（Snow Man）、モード界の頂点に挑む。
一年半に及ぶ挑戦の記録
『ラウール On The Runway』

自分は本当に何かを突き詰められているだろうか？ というプロフェッショナルへのコンプレックスから始まった今回の企画。
インタビューでは、「（アイドル×モデルのように）人はかけ算をした時に誰とも重なり合わない唯一無二のポジションができる。これが成功すれば、コンプレックスも軽くなるのかな」と語ります。

©Storm Label Inc.

2024年6月、１回目の挑戦となった「’25年春夏パリ・メンズファッションウィーク」。
頬が痩けるほどの減量をし、これまでになく軽い体重で臨んだにもかかわらず、キャスティング（モデルのオーディション）では落ちまくる毎日。密着カメラにそっけない態度をとってしまう場面もありました。

そんな中、装苑賞の審査員も務めてくださっているお二方のブランド、三原康裕さんの「Maison MIHARA YASUHIRO」と森永邦彦の「ANREALAGE」で、パリコレのランウェイを歩く機会を勝ち取ります。過去の動画を見ては練習を繰り返し、もはや体に染みついていることが見て取れる堂々としたウォーキングは圧巻でした。

2025年、２回目の挑戦となる「’26年春夏ミラノ・メンズファッションウィーク」。
本当の意味で自分を知らない海外ブランドのランウェイで、結果を残したい――と準備を重ねるなかで、ラウールさんの心境に大きな変化がありました。

パリでは求められているモデル像に自分を寄せていた部分があった。だからミラノでは自分の魅力を最大限に生かす。たくさんの人種や個性の中で戦うには、実はそれが最も有利なんじゃないかな、とある意味自信を持って挑んだミラノでの結果はみなさんもご存知のとおり。

©Storm Label Inc.

パリでは終始苦しそうだったキャスティングも、ミラノでは「ダメでしたね～！」と明るく振る舞う様子も。自分自身に自信を持てる状態で戦えば、落とされても自分を否定することはない。そこにはただ、相性とタイミングがあるだけだと気づかされます。

「10年後に自分が32歳になったとき、20代の今の時間を買えるならすごく高いお金を払うと思う。だからそういう１日を過ごさなきゃ」という言葉があまりにも印象的でした。

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ラウールさんが挑戦を一段落して飲んでいた４ヶ月ぶりのビール、とってもおいしそうでしたね。 パリとミラノの風景もめっちゃ素敵だったな〜。 私も海外旅行に行ったり、お酒を美味しく飲めるように日々を頑張ろうと思います！

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