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No.2 /チーム蜷川実花による、クリエイティブ偏差値の高い撮影舞台裏にご案内——装苑エディターの編集日記

チーム蜷川実花による、クリエイティブ偏差値の高い撮影舞台裏にご案内

毎号一人のゲストをお迎えし、歴史上の女性やフィクションの中の女性から着想した新たな物語を、蜷川実花さんが写真で伝える連載「One Thousand and One Nights 蜷川実花と未来の女の子たち」。2020年9月号からスタートした本連載も、2025年9月号で28回目を数えることができました!

この連載、蜷川さんならではのカラフルで夢のような世界を作り上げるのはもちろんのこと、テーマをいかに視覚的に表現するかも大切なポイントです。

のんさんをゲストにお迎えしたこの号のテーマは、アーティストのニキ・ド・サンファル。2015年には「国立新美術館」で大規模な個展が開催されていました。

今回、プロップスタイリストの遠藤歩さんが背景美術に落とし込んだのは、ニキの代表的な彫刻シリーズ「ナナ」に見られるふくよかで明るいイメージ。

写真上の、歌舞伎の書割のような背景は、なんと遠藤さんの手描き! 絵が描けるって、いいなあ。蜷川さんを筆頭に、このチームのクリエイティブ偏差値の高さには、毎回舌を巻きます……。

トスカーナ地方にあるニキが晩年まで手をかけた彫刻庭園「タロット・ガーデン」のイメージも、セットになりました。写真上の、床や壁に散りばめられたタロットは、ニキの絵によるタロットカードです。細部まで抜かりなし!

この企画、一枚の写真の中に見どころがギュギュギュギュっと詰まっているので(ヘア&メイクやスタイリングにもぜひご注目ください)、じっくりと、皆さんそれぞれの解釈をしながらご覧いただけたら、それほどうれしいことはありません。


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2021年9月〜11月に上野の森美術館で開催した『蜷川実花展 —虚構と現実の間に —』。
美しくそして強さまでも感じられる花々と、鮮やかな色彩に酔ってしまいそうなその空間で、蜷川実花さんによるファッションシューティングが実現した。
空間にたたずむのは装苑モデルのSUMIREさん。
蜷川さんの艶やかで生き生きとした世界を詩的な文章とともに映し出す。

2023年12月〜翌年2月に虎ノ門ヒルズTOKYO NODE GALLERYで開催した『蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠』。
“KIDILL(キディル)”、“FETICO(フェティコ)”、“M A S U(エムエーエスユー)”、“TENDER PERSON(テンダーパーソン)”といった、日本人デザイナーの気鋭の4ブランドとコラボレーションし、数量限定アイテムを制作したことも注目された。
蜷川実花さんと、ブランドコラボレーションを行ったキディルの末安弘明さんの制作の裏側や創作論を紐解く。

編集者C

映画や舞台を観るのが日々の糧。文芸、アート、建築、お酒とベースが好きな雑食編集者。首が詰まった服に目がない。

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