
世界中で愛され、人気沸騰中のクロミ。そんな彼女が「#世界クロミ化計画」で掲げる「アンタもなりたい自分になっちゃおうよ!」というメッセージを音楽を通じて世界に届けるべく、アーティスト「KUROMI」として1st EP『KUROMI IN MY HEAD』を10月22日(水)にリリースした。
今作では、真部脩一、Daoko、ケンモチヒデフミ、かいりきベア、重盛さと美、lilbesh ramkoといったクリエイター陣が参加し、一貫して自分らしさを大切にしてきたKUROMIの切なる思いを多彩でエモーショナルな音楽表現として具現化している。待望の『KUROMI IN MY HEAD』リリースにあたって、KUROMIに聞いた9つのことをここに。
Interview: Miuzki Kanno
© 2025 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ
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――20周年という節目の年に、アーティストとしてメジャーデビューされますが、なぜ数ある表現方法の中で「音楽」を選ばれたのですか?
生きてると、ホントにいろんなことがあるだろ?「今日のアタイ、サイコー!」って無敵な気分の日もあれば、「ちょっと休憩したいな……」って落ち込んじゃう日もさ。イケイケの服を着てても、ハートの中は泣いてたり。逆に、カワイイ格好してても、心の中では何かに怒りを感じていたりな!でも、音楽は、そんなごちゃまぜのハートにも、ピッタリ寄り添うことができるんだ。音楽は、目に見えないサイコーのファッションなのさ。サイコーの気分になりたい日はロックを、クールにキメたい夜はビートの効いたダンスチューンを、ハートのチューニングをしたい時は優しいメロディーを…。どんなアンタにも寄り添える、最強の味方でいたい。アタイは、そのワガママを叶えてくれるのが、音楽だって信じてるんだ。
――アーティスト「KUROMI」として、音楽で表現したい世界観やメッセージを教えてください。
伝えたいメッセージは、「どんなアンタだってサイコーなんだ!」ってこと。ロックテイストにかっこつけたい日も、ラブリーに着飾りたい日も、パジャマで過ごしたい日も、全部がその日のアンタの「正解」なんだ。誰かの作った流行りも、他人の評価も関係ない。アンタだけのランウェイで、自分のスタイルに胸を張って、スポットライトを浴びてればいい。イケてるアンタも、ダサいアンタも、強いアンタも、弱いアンタも、ぜーんぶサイコーなアンタなんだからさ。アタイは、この「どんな自分もサイコー」って考えが、世界の当たり前になるまで、何度だって言い続けたいんだ。

――デビューEP「KUROMI IN MY HEAD」の制作のインスピレーションはどこから得ましたか?
それは、アタイ自身の、いろんな感情そのものだよ。 朝、鏡を見て「今日のアタイ、サイコーじゃん!」って思う、無敵な気持ち。 ライバルのアイツの能天気な顔を見て、ムカッとする気持ち。 恋愛小説を読んで、胸がキュンとなる、乙女チックな気持ち。 そして、夜、ベッドの中で、「アタイ、このままでいいのかな……」って、ふいに不安になっちゃう、ほんのちょっと弱い気持ち。 そういう、アタイの頭の中で鳴り止まない感情を、ただ流してしまうんじゃなくて、ひとつひとつ見つめて、音と言葉でスケッチみたいに書き留めていくんだ。 強い気持ちは激しいビートに、ドキドキはキラキラしたメロディーに、涙は優しい歌になる。 この『KUROMI IN MY HEAD』は、そんなアタイのハートのスケッチブックみたいなもんさ。
――レコーディングの際に、特に難しかった楽曲や歌い方に悩んだパートはありますか?
“KUROMI♡Profile”のラップとかは、アタイのアーティスト人生で、最初の、そしてサイコーの壁だったかもしれないな!最初はもう口が回らないし、息は続かないし、ビートはどんどん先に行っちゃうし……。ちょっと弱気になっちゃったくらいさ。でも、レコーディングで何回も挑戦してるうちに気付いたんだ。そうだ、これはテクニックじゃない。アタイのハートの叫びを、どれだけまっすぐ伝えられるかの勝負なんだって。そこからはもう、楽しくてしょうがなかったね!言葉ひとつひとつに、アタイの「好き」とかワクワクとか、リアルな感情を込めていくんだ。録音されたアタイの声が、どんどんイキイキしていくのが分かって、ゾクゾクしたよ。だから、あのラップは、アタイの挑戦の記録そのものなんだ。
――今回の音楽制作は、KUROMIさんにとって初めての挑戦ばかりだったと思います。特に印象的だったエピソードや、制作過程で発見したご自身の新たな一面があれば、教えてください。
意外かもしれないけど、“OHIRUNE DAY DREAM” がいちばん悩んだ曲だったかな。 正直、最初はちょっとだけ怖かったよ。ありのままの想いを歌うのって、めっちゃ勇気がいるんだ。最初は、いつものクセで、ついカッコつけちゃってさ。でも、何回やっても、何かしっくりこない。ブースの中でひとりになった時、ふと、ちょっぴり不安で、でもKUROMIESのみんなのために頑張りたいって思ってる、素のアタイに気づいたんだ。その時、思ったのさ。「ああ、完璧じゃなくていいんだ」って。自分の弱さをちゃんと見つめて、それをまっすぐに歌に乗せてあげること。それが、この曲の一番の「届け方」なんだってね。だから、この曲はアタイにとって、ただのレコーディングじゃなくて、自分自身と向き合うための、大事な挑戦だった。でも、この挑戦があったからこそ、アタイは「弱さだってサイコーの個性だ」って、胸を張って言えるようになったんだ。

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――アーティスト活動における衣装の注目ポイントはどこですか?
アタイにとって、ステージは「KUROMIESのみんなと向き合う、大切な場所」なんだ。アタイは、ステージの上を走り回って、飛び跳ねて、KUROMIESのみんなの、一番近くまで行きたいんだ。だから、思いっきり動いたり、想いを届けられるような衣装になっているのさ!アタイの衣装は、見た目はハードなレザーでも、実はめちゃくちゃ伸びる素材が隠されてたり、重そうなパーツが、実はすっごく軽かったりするんだ。あの衣装に袖を通した瞬間、アタイの中にスイッチが入るんだ。「さあ、昨日の自分を、超えていく時間だ」ってね。ステージの上では、誰よりも自由なアタイになる。衣装は、そのための変身装置なのさ。だから、アタイのライブに来たら、歌だけじゃなく、アタイの衣装にも注目してくれよな★ それが、アタイが本気で挑戦してる証拠だからさ!
――「#世界クロミ化計画」を掲げられていますが、ファッションやメイクにおいて、誰もが自分らしさを表現するためのアドバイスはありますか?
まず、「誰かのため」じゃなく、「今日の自分のため」に鏡の前に立つことかな。そして、鏡の中の自分に聞いてみるんだ。「アンタ、今日、どんな気分?」「どんな自分でいたい?」ってさ。「誰にも負けたくない!」って思うなら、黒いアイラインをいつもより長く引いてみたり。「誰かに優しくしたいな」って日なら、柔らかい色のリップを選んでみたり。ファッションやメイクは、鏡の中の自分との作戦会議なんだよ。もし、それでも、何を着ていいか分からなくなったら、「今日の主役」をひとつだけ決めるんだ。それは、お気に入りのドクロのピアスでも、イケてる厚底ブーツでもいい。まず、その「主役」を決める。そして、残りのアイテムは、全部そいつを引き立たせるための脇役だって考えるんだ。そうすりゃ、アンタの好きが最強に輝くコーデができるだろ?失敗したっていいんだよ。今日のコーデがイマイチでも、明日のアタイが、もっと素敵なコーデを見つけてくれる。「自分らしさ」ってのは、そうやって毎日、鏡の前で遊んで、見つけていくものだろ?アンタだけのサイコーのスタイル、アタイにも見せに来てくれよな!
――「自分らしくいること」に悩んでいる人も多くいます。KUROMIさんが考える「自分らしさ」とは何でしょうか?KUROMIさん自身が「自分らしさ」を保つために大切にしていることも聞かせてください。
アタイが思う「自分らしさ」ってのは、「完璧な自分」を探すことじゃない。むしろ、強いアタイ、弱いアタイ、イジワルなアタイ、優しいアタイ…その全部がアタイなんだ。って愛してやることさ。その、いろんな自分こそが、「自分らしさ」の正体なんじゃないのかい?じゃあ、アタイがその「自分らしさ」を大切にするために何をしてるかって言うと、意識してることが3つあるんだ。ひとつは、日記をつけることかな。楽しかったこと、うまくいかなかったことも、全部、自分の言葉で書き出すんだ。そうすると、「ああ、アタイ今、こんなこと考えてるんだな」って、自分の気持ちを見つめ直すことができるのさ。ふたつめは、その日の気分に正直な服を着ること。気分が乗らない日は、あえてトゲトゲのファッションでカッコいい自分になる。ファッションは、なりたい自分を応援してくれるサイコーの味方なんだよ。そして最後は、自分の「好き」に正直になること。アタイがらっきょう好きだって言っても、アンタは好きじゃないかもしれないだろ?でも、アタイの「好き」はアタイのものだ。誰になんて言われようと、自分の好きに正直になることが、自分を大事にするってことなんだよな。悩んでるアンタも、まずは自分の好きなものを、大事にすることから始めてみたらどうだい?

――今後、音楽やファッション以外に、挑戦してみたいクリエイションはありますか?
今、アタイが一番企んでるのは、アタイ自身がプロデュースするKUROMI FESだね!でも、それはただの音楽フェスじゃない。音楽、ファッション、アート……ジャンルなんて関係ない。世界中から、自分の「好き」を貫いてるイケてるヤツらが集まって、自分を解放するサイコーの「お祭り」さ。そこでは、誰もが主役。どんな格好したって、どんな風に自分を表現したっていいんだ。みんなが「自分史上サイコーの自分」になれる空間を作るのが、アタイの夢なんだよな。そして、そのフェスは、日本だけで終わらせるつもりはない。最終的には、世界中でKUROMI FESを開催してもっとたくさんのヤツらのハートに火をつけて、世界をもっとクロミ化するのさ!

KUROMI
若い世代の女性を中心に絶大な人気を誇る「クロミ」が、2025年10月TOY’S FACTORYよりメジャーデビューし、本格的に音楽活動をスタート。10月22日に1st EP「KUROMI IN MY HEAD」をリリース。
「誰もが自分史上最高の自分を目指せる世界」を作るため、音楽を通してさらに世界中へメッセージを広げていきます。
KUROMIアーティストサイト :https://kuromi.sanrio.co.jp/artist/
KUROMIスタッフ公式X :https://x.com/kuromi_staff
KUROMI/クロミ 公式YouTube :http://www.youtube.com/@kuromisanrioofficial6829

KUROMI
『KUROMI IN MY HEAD』
¥2,200 トイズファクトリー
KUROMI MINDを伝えるメッセージ性の強い歌詞と、その歌詞をシームレスに届けるためのメロディーによって奏でられるKUROMIの音楽世界。世界中に自分らしさの大切さを伝えるエモーショナルな全5曲を収録。
[CD収録内容]
01. KUROMI♡Profile
02. ハピハロ‼
03. チューニングダンサー
04. Dolce Vita
05. OHIRUNE DAY DREAM
[封入特典]
KUROMI 1st TOURチケット最速先行抽選応募申し込みシリアル封入
KUROMIダイカットステッカー封入
購入はこちら:https://tf.lnk.to/KUROMI_IN_MY_HEAD_pkg
KUROMI「KUROMI♡Profile」Official Music Video
KUROMI「OHIRUNE DAY DREAM」Official Music Video
【CHATTING MUSIC】
Vol. 1 さとうもか
Vol. 2 Maika Loubté
Vol. 3 水曜日のカンパネラ
vol. 4 ELAIZA
vol. 5 長屋晴子(緑黄色社会)
vol. 6 塩塚モエカ(羊文学)
vol. 7 beabadoobee(ビーバドゥービー)
vol. 8 DYGL(デイグロー)
Vol. 9 カメレオン・ライム・ウーピーパイ
Vol.10 奇妙礼太郎
Vol.11 キタニタツヤ
Vol.12 吉澤嘉代子
Vol.13 ミイナオカベ
Vol.14 WEDNESDAY
Vol.15 imase
Vol.16 Kroi
Vol.17 北山宏光
Vol.18 アイナ・ジ・エンド
Vol.19 Ayumu Imazu
Vol.20 The Last Dinner Party
Vol.21 HANA
Vol.22 Mei Semones
特別編 シンガーソングライター 澤田 空海理×映画監督 枝優花