
俳優の山田杏奈さんによる、自身初の連載。
山田さんがその時に気になっているスタイルをまとったり、
様々なことにチャレンジして
新しい趣味を見つける、ゆるやかな時間を
毎月15日にお届けします。
合言葉は気の向くままに、軽やかに。
皆さまも、どうぞのんびりした気持ちで
お楽しみください。
第三回は、山田さんが好きな「古着ミックス」をテーマにしたファッション企画。
初秋を彩る古着のおしゃれの楽しみを、
山田さんと一緒に体験してみて。
photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.) / styling : Momomi Kanda / hair & make up : Shiho Sakamoto (GLASSLOFT) / interview & text : SO-EN
LOOK1 手仕事の際立つワンピースをモダンガーリッシュに着こなして



風をはらむ軽やかなヴィンテージドレスを主役にした
ロマンティックなスタイル。
ドレスのネックラインから袖にかけて、一つひとつ手作業で作られ
装飾されたような愛らしい小花のモチーフが。
その繊細なドレスには精緻なカットワークレースの
ブラウスをあわせ、着こなしにストーリー性を作った。
アクセサリーでも、手仕事を感じるきらめきをプラス。
ピンク色の1930年代ドレス ¥55,000 3 to 8 Vintage apartment store / 下に着用したホワイトの1900年代ワンピース ¥66,000、帽子につけたスカーフ ¥8,800 シーロン(シーロン プレス ルーム) / ブレスレット ¥22,000 MATHILDE HIRON (seasonvoice)/ その他 スタイリスト私物


—— 山田さんは古着がお好きだと伺いました。
山田杏奈:はい!古着、好きです。でもしっかり着たのは今回久しぶりでした。一時期、古着屋さんによく足を運んでお買い物をしたりしていたのですが、最近は新品のお洋服ばかり着ていて。久々に着てみて、やっぱりくすぐられるものがあるなぁって思いました!撮影がとても楽しかったです。
—— 嬉しいです!このワンピースも、とっても可愛いですよね。
山田杏奈:本当に。いつ作られた服なんだろう、どうしてこんな凝った装飾をしたんだろう……?と、ワンピースを着ながら想いを馳せていました。今の服にはあまりないような、「可愛い」のためだけにつけました! というお花のモチーフが本当に素敵でした。機能性とかではないこうしたお洋服の細部に、わくわくします。
—— 確かに、このモチーフはおそらく手作業でしか作れないしつけられないもので……そう考えると、ますますこの服への愛着が増してきます。
山田杏奈:きっとそうですよね。あと、ウエストについたお花のモチーフからリボンが出ていて、それが裾のお花につながっているデザインも、可愛い〜〜!って思いました。こんなに手をかけたお洋服、とても贅沢です。
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