タサン志麻さんの<豚肉とプルーンの赤ワイン煮>

撮影・ローラン麻奈
寒い冬には温かい煮込み料理がぴったり。豚バラ肉を乾燥プルーンとたっぷりの赤ワインで煮込んだ、<豚肉とプルーンの赤ワイン煮>をご紹介します。身も心も温まる、少し大人なおいしさは、パーティーの夜にぴったり。つけあわせには、じゃがいものピュレやバケットをあわせてみてください。
<豚肉とプルーンの赤ワイン煮>
乾燥プルーンが煮汁に溶けてなめらかなソースとなり、豚バラ肉のうまみをいっそう引き立てます。
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材料 作りやすい分量
豚バラ肉・・・・500~600g
塩・・・・・肉の0.8~1%
こしょう・・適量
小麦粉・・・大さじ1
サラダ油・・・大さじ1
赤ワイン・・・500~750ml(前日からマリネする場合は750ml使う)
コンソメキューブ・・・1個
タイム(小枝)・・・・2~3本
ローリエ・・・1~2枚
プルーン・・・150g

プルーンに限らず、いちじく、デーツなどの乾燥フルーツをお好みで

作り方
1 豚バラ肉はペーパータオルで水分をよくふきとり、4等分に切り、しっかりめに塩、こしょうをし、小麦粉をまぶしつける。
2 鍋に油をひいて強火にかけ、 1 を入れて焼き色がつくまで焼く。赤ワインを注いで、鍋肌のうまみをこそげ落とし、ひたひたの水を加えて沸騰させ、あくをすくって、コンソメ、タイム、ローリエ、プルーンを加え、ふたをして弱火で1時間煮込む。
3 肉がやわらかくなったらふたを取り、そのまま煮汁が半分になるまで煮詰める。味をみて、はちみつを加えて味を調える。
4 皿によそい、じゃがいものピュレ、クレソンをともに盛りつける。

タサン志摩
山口県出身、フランス人と結婚し、三人の子どもの母となる。大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業し、ミシュランの三つ星レストランでの研修を修了。その後、日本の有名フランス料理店で経験を積む。2015年にフリーランスの家政婦として独立。家事代行マッチングサービスで定期契約顧客数がナンバーワンになり、「予約がとれない伝説の家政婦」と呼ばれるように。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でその仕事ぶりが放映され、年間最高視聴率を記録。現在はテレビ、雑誌、書籍など、さまざまなジャンルで活躍し、男女を問わず幅広い年代から支持を得ている。
Instagram:@shimatassin_officielle

<豚肉とプルーンの赤ワイン煮>は、タサン志摩さんの著書『作りおきに、お弁当に、アレンジ料理に 忙しい人こそ「煮込み料理」を!』からピックアップしました。フランスの家庭でよく作る煮込み料理だけを集めた本書は、お家にある器具で作れるレシピが紹介されています。作りやすくておいしい38種類のレシピは、日々のレパートリーやもてなしに大活躍すること間違いなし。
『作りおきに、お弁当に、アレンジ料理に 忙しい人こそ「煮込み料理」を!』
タサン志摩
文化出版局
WEB:https://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579214556/
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