
ドラ ・ カルムス《藤田》1927年 東京藝術大学所蔵
みなさん、この夏の予定はお決まりですか?どこかへお出かけしたいという思いはあれど、外が暑すぎてどこへ行こうか迷っている方も多いのではないかと思います。
そんな中、ぜひおすすめしたいのがアート展覧会。涼しい館内で、インスピレーションが刺激されるアート作品を鑑賞するのはいかがでしょうか?この夏は素敵な展覧会が目白押し。その中から装苑オンラインが選んだおすすめのアート展覧会をご紹介します!
アート展覧会 10選
P1
・「日常のコレオ」
・「藤田嗣治 絵画と写真」
・「レオ・レオーニの絵本づくり展」
・クレス・オルデンバーグ「いろいろ」
・「Aldo Bakker Exhibition」
・「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」
P2
・「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界 ―反復と増殖―」
1.アジアを中心に活動するアーティスト約30名/組を紹介する大規模展
東京都現代美術館の開館30周年記念展「日常のコレオ」

「コレオ=コレオグラフィー」とは、ダンスや舞台などにおける「振り付け」を意味する言葉。本展では、目に見えない力(制度・文化・社会のルール)によって「振り付けられる」身体や行動といった影響を、東京でのリサーチをもとに制作された作品を通して浮き彫りにする。
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2.藤田の芸術を「写真」をキーワードに再考
「藤田嗣治 絵画と写真」

ドラ ・ カルムス《藤田》1927年 東京藝術大学所蔵
乳白色の下地に描いた絵画で知られるエコール・ド・パリを代表する画家、藤田嗣治。本展では、藤田の芸術を「写真」をキーワードに、”メディア戦略としてのポートレート”、”藤田が撮影した写真”、”写真と絵画の比較”、という3つの視点から画家と写真の関係が着目された。
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3.絵本に見られる様々なテクニックをひもとく
「レオ・レオーニの絵本づくり展」

レオ・レオーニ 《マックマウスさん》 原画 1992年 Works by Leo Lionni,On Loan By The Lionni Family
小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』などの名作を世に送り出した、レオ・レオーニ。’59年にレオーニが49歳になってから始めた絵本づくりに焦点を当て、絵本に見られる様々なテクニックがひもとかれる。
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4.ポップアートを代表するアーティスト、クレス・オルデンバーグ(Cleas Oldenburg)の回顧展
クレス・オルデンバーグ「いろいろ」

アイスクリームやのこぎりなど、身近な物を題材とした彫刻や巨大な公共モニュメントで知られるオルデンバーグの、1960年代から’70年代にかけて制作された彫刻と版画が展示される大回顧展。
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5.現代のマンガやアニメの表現の原点ともいえる200年前の“北斎のしわざ”を体感
「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」

葛飾北斎 『北斎漫画』十編 浦上蒼穹堂蔵
世界で最も有名な日本人アーティストである北斎の表現は、いまや世界を席巻する日本のエンターテインメント文化—「マンガ」や「アニメ」のルーツとも言われている。
現代のマンガやアニメの表現の原点ともいえる作品に着目した新しい展示演出で、”北斎のしわざ”を体感することができる。
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