
「3つ山食パン」2025年 ©Hicosaka Mokuhan Koubou
食品パッケージのイラストやデザインで知られる、彦坂木版工房の美術館での初個展『美しくて 美味しい』が開催中。本展では工房の代名詞とも言えるパン等の木版画100点をはじめ、食品パッケージ、ポスター、絵本まで、これまで彦坂木版工房が手がけてきた作品の数々が展示される。
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(左)雑誌『illustration』(玄光社)2021年より©Hicosaka Mokuhan Koubou
(右)絵本「くだものころん」(講談社)2024年より ©Hicosaka Mokuhan Koubou
作品モチーフの多くは、パンや野菜などの食べ物。焼きたての香りが漂ってきそうなパンや、みずみずしい果物、ふわふわのケーキなどの食品が、古くより伝わる木版画の技術によって映し出される。
一般的な木版画のイメージとは一線を画す、現代における木版画の魅力を感じることができる本展覧会にぜひ足を運んでみて。
彦坂木版工房 作品展 美しくて 美味しい
会期:開催中~9月21日(日)まで
※月曜(8月11日、9月15日は開館)、
8月12日(火)~13日(水)、9月16日(火)~17日(水)休
時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
場所:黒部市美術館
富山県黒部市堀切1035(黒部市総合公園内)
観覧料:一般 ¥700、高校・大学生 ¥500円、中学生以下無料
黒部市美術館
WEB:https://kurobe-city-art-museum.jp/