
ドラ ・ カルムス《藤田》1927年 東京藝術大学所蔵
東京ステーションギャラリーにて『藤田嗣治 絵画と写真』が開催中。
乳白色の下地に描いた絵画で知られるエコール・ド・パリを代表する画家、藤田嗣治。本展では、藤田の芸術を「写真」をキーワードに再考する。”メディア戦略としてのポートレート”、”藤田が撮影した写真”、”写真と絵画の比較”、という3つの視点から画家と写真の関係が紐解かれた。


(左)藤田嗣治《子供2人》1955年 東京藝術大学所蔵
(右)藤田嗣治《市街 バスの前の人々》1955年 東京藝術大学所蔵
オカッパ頭に丸メガネ、そして口元のひげというアイコニックなキャラクターを世に知らしめた自画像とポートレート写真のほか、生涯にわたって撮影された数千点に及ぶ写真、代表作とその素材となった写真作品が併せて展示される。
藤田嗣治と作品について、写真を通して知ることができる特別な機会にぜひ足を運んでみて。
藤田嗣治 絵画と写真
会期:開催中~8月31日(日)まで ※月曜、8月12日(火)休
(8月11日、8月25日は開館)
時間:10:00~18:00(金曜日のみ20:00まで開館)※入館は閉館30分前まで
場所:東京ステーションギャラリー(JR東京駅 丸の内北口 改札前)
東京都千代田区丸の内1-9-1
入館料:一般 ¥1,500、高校生・大学生 ¥1,300、中学生以下無料
東京ステーションギャラリー
WEB:https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
Instagram:@tokyostationgallery