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Sexy Zone 念願の初ドーム公演!
「セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト」
歓喜に沸いたパフォーマンスとステージ衣装

2022.12.20

8月に行われた真夏のツアー「セクシーゾーン ライブツアー2022 ザ・アリーナ」にてサプライズ発表が行われてから4ヶ月。メンバーはもちろんのこと、ファンも待望していたドーム公演がスタート。東京ドーム2公演、京セラドーム大阪2公演でのスペシャルツアーとなり、6月に発売されたオリジナルアルバム『ザ・ハイライト』の要素に加え、デビューからの軌跡を辿る構成となっている。彼らの11年越しの思いが詰め込まれた熱いパフォーマンスとともにメンバーの衣装について紹介します!

アルバムのコンセプトやアリーナツアーにリンクさせた、’80~’90年代のレトロポップを踏襲させたメインステージ。ドームツアーを迎える、メンバーそれぞれの思いや意気込みが巨大スクリーンで流されるところからライブがスタートした。ゆっくりとスタンドアップし、大きな歓声とともに55000人の観客の景色を目にした4人は思い思いの表情を浮かべる。感極まった松島聡は堪え切れず涙を拭う場面も。

柄、色、装飾のオンパレード!
デコラティブなフォーマルスタイル

衣装においては6着のバリエーションで構成され、オープニングではオリジナリティ溢れるフォーマルスタイルが印象的だった。大きな花柄があしらわれたシャイニーなスーツに柄シャツをさらりと合わせた大人セクシーなドレスアップを見せたのは中島健人菊池風磨中島はツーピース、菊池はスリーピースの着こなし。佐藤勝利はグラフィカル柄のロングコートにベストやタイ、足元にはウィングチップシューズを合わせたトラッド仕様。松島聡はチェックをコンセプトに、セーラーカラーになったコート、インナーのフリルシャツやリボンタイも相まってキュートな雰囲気も感じられる。それぞれのイメージが反映されたようなスタイルだが、一貫して言えるのは、柄on柄の組み合わせ、ラペルや衿、袖などに色とりどりのビジューやスパンコール、ファーなどが施され、衣装としても華やかなオープニングを飾る。彼らはメインステージでのパフォーマンスから、地上18mまで上がる進化版スーパークレーンに乗り込むなど、2階席にまで笑顔と感謝が届くように振る舞い、観客のテンションもアップ!

続く初期のシングルメドレーでは、懐かしい楽曲と衣装に大歓声。ラペルやカフス部分にカラフルビジューがあしらわれたビビットなピンクカラージャケットと側章入りパンツやグローブ。全てが光を放ち、デビュー間もないかつての煌めく少年時代を思い出さてくれるような演出だ。その後、早着替えでガラリとサンタルックに大変身!この時期だからこそできるスペシャル感のあるコスチューム。まるで観客へクリスマスプレゼントをするかのごとく、メンバーが方々に散り、後方ステージや外周を歌いながら走り回る。

「現状、僕らは今がいちばんセクシー」
大人のSexy Zone を象徴するセットアップ!

メロウなダンスナンバーやしっとりとしたバラードを披露したステージ。夏のアリーナツアーから継承している4人お揃いのシルバーのセットアップを着用。少しゆとりのあるシンプルなシルエットながら、ラメやラインストーンが散りばめられたしなやかなジャケット&パンツ。夏のツアーでは、素肌にジャケットという出立ちだったが、今回は光沢のあるブラックトップをイン。オープニングとは打って変わって、クールな輝きで魅了する。ドームツアー開催の発表後に中島健人が“現状、僕らは今がいちばんセクシー。いちばんいいタイミングでドームに立てる”と語ったように、スポットライトを浴びながら彼らが放つ光は衣装をも越えてとても眩しく映ったのだ。

ボルテージMAX!
個性を発揮したカジュアルルック

後半戦に入り、それぞれの個性を生かしたカジュアルスタイルで登場。佐藤勝利はビジューのラインと立体的なフラワーモチーフがポイントのセットアップ。菊池風磨は同系色のさりげないチェック柄とシャイニーな素材の光沢によって色表情を変えるジャケット&カーゴパンツのストリート風。松島聡は大きなフリルカラーが際立つオーバーブラウスと超ワイドパンツをロールアップで。中島健人はスパンコールのストライプラインが輝くブルゾンにレザーハーネスやグローブ、ロングブーツを合わせてフェティッシュなニュアンスに。2022年のシングルやアルバム曲をメインにしたEDMサウンドとメンバーのアグレッシブなダンスに会場の熱気はさらに盛り上がりを増してゆく。

ラストは夏のアリーナツアーから引き継ぐ、これぞまさに’80s風の「ザ・ハイライト」ルック。肩パット入りのオーバーシルエットジャケットを太ベルトでウエストマークし、ワイドパンツとポインテッドトゥのホワイトオックスフォードシューズをコーディネート。胸元には太いゴールドネックスレスが輝き、 ’80年代のバブル全盛期のメンズやディスコの黒服などを彷彿させる。あしらいはそれぞれだが、スカーフを取り入れているところもキャッチーな装いだ。そんなデフォルメしたモード感とユーモアを盛り込みながらもさらりとかっこよく着こなしてしまう彼らに大人の魅力を感じずにいられない!

華やか、セクシー、ファニーな演出と衣装でステージを盛り上げたSexy Zone 。すでに個々でも幅広い活躍を見せている4人だが、常に新しいことにチャレンジしてグループへの還元、ライブの更なるステップアップにこだわり続けてきたことで掴んだものなのだろう。11年間願い続けてきたドーム公演への喜び、そして実現できたことへの感謝を最高のパフォーマンスで表現し、ファンとともに大切な時間を共有した。

photographs: norifumi fukuda(B.P.B)

Sexy Zone
公式サイト:https://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=24
YouTube:@TopJRecords
Twitter:@szbear_official   


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