<2026年8・9月最新>
カルチャー好き必見!東京の個性派ブックショップ
エトセトラブックスBOOKSHOP
【三軒茶屋・表参道・世田谷・代田橋・外苑前・浅草】

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編集者の松尾亜紀子さんによるフェミニズム出版社が運営する書店「エトセトラブックスBOOKSHOP」は、2021年1月にオープン。書籍販売やイベントを通じて、フェミニズムの思想を身近に感じ、理解を深める場を提供している。

新代田駅からすぐのショップは、アート作品やオリジナルグッズが店内を彩る、明るい空間。ポジティブな気持ちで本を選べる場所だ。

店長を務める(26年7月まで)のは寺島さやかさん。寺島さんが下北沢の「本屋 B&B」勤務時代に手がけたフェミニズム関連のブックフェアに、松尾さんが感激して声をかけたのが縁になったという。

「まずは自分たちが安心できる場をつくる。その上で、来てくれる人達にとってリラックスして本と向き合える場所にしていきたい、と試行錯誤してきました。」という寺島さん。その言葉通り、店内のあちこちに飾られているフェミニズムに関連したグッズや、丁寧に作られた陳列棚からは、あたたかな想いのエネルギーが満ちているよう。

書棚には、エトセトラブックスが刊行する書籍をはじめ、専門書やエッセイ、小説、詩集、コミック、絵本など、多種多様なフェミニズムに関する書籍が新刊・古書にかかわらず並んでいる。取り扱うトピックも、ルッキズムやケア、身体の健康と権利にまつわるものをはじめ、デザイン、建築、ファッションに至るまで幅広いラインナップ。

選書や陳列には、フェミニズムの道を切り拓き、受け継いできた先人たちへの深いリスペクトと、「はじめてフェミニズムに触れる人でも気軽に楽しめる棚にしたい」という想いが込められている。

「ジェンダーやフェミニズムの問題は非常に幅広く、すべての人々の日常に関わってくるものです。そのため、’フェミニズムをとおしてこそ感じられる世界の豊かさ’を具現化できるよう心がけています。また、フェミニズムに興味を持って来てくれても、専門書ばかりだと『もっと勉強しなきゃ』と責められているように感じて、へこんでしまう人もいると思うんです。そういった気持ちを、絵本や小説、詩はやさしく掬い取ってくれる。だからこそ、そうした本も多めに取り揃えています」と寺島さん。

「なぜ男性はスカートをはかないんだろう?」という素朴な疑問からフェミニズムに興味を持ち、お店を訪れた男性もいるという。
自分にとって身近なトピックや興味がある分野から、気負わずフェミニズムに触れることができるのが魅力的だ。

定期的に開催されている展示やトークショー、ワークショップといったイベントも外せないポイント。

「アクティビズムに関わっていると、みんな傷だらけになってしまうんです。傷を癒すまでのことはできなくても、ここに来れば楽しい気持ちになれるし、一緒に頑張ろうと背中を押される。そんな場をつくりたくて、読書会やワークショップといったイベントを定期的にひらいています」と、スタッフのほたてさんは語る。

フェミニズムに興味がある方はもちろん、ファッションやクリエイティブが好きな方、日々の「なぜ?」を抱えている方にぜひ訪れてほしい「エトセトラブックスBOOKSHOP」。気持ちに寄り添い、新たな道標となる一冊にきっと出会えるはず。

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店長の寺島さんとスタッフのほたてさんが『装苑』を読むあなたにおすすめの3冊をピックアップ。

柚木麻子さんがエトセトラブックスのために書き下ろした、初めての児童文学。魔女の娘である主人公のマリを中心に、マリにふりまわされながらも、町のみんなが自分のための魔法を見つけていく物語。

登場人物が本当に多様に描かれていて、私たちの社会にはこれだけ色んな人たちが一緒に生きているんだ、ということがすっと入ってくる小説です。児童書ですが、大人が読んでも楽しめると思います

フェミニズムや社会運動を支えるツールでもある編み物。個人と政治、経済などから、編むことのパワーが紡ぐ歴史を辿るエッセイ。

手芸は家庭で女性がやるものというイメージが長らくありましたが、近年、「政治的な手芸部」などの運動を通して手芸を政治的なものとして再定義されています。手仕事をアクティビズムに生かしていく動きの中で出版された一冊。とても面白いのでおすすめです

ノンバイナリー(男性・女性という性別のどちらか一方にはっきりと当てはまらない、または当てはめないというあり方)を自認するファッションを愛する著者が、日々のコーディネートをどのように選んでいるのかをエッセイとイラストで綴る。

ファッションで自分をどう表現していくのかということと、ジェンダーは強く結びついていると思います。この本は、装いに対する思い込みに気づくきっかけを与え、もっとおしゃれを楽しめるようになる一冊です

エトセトラブックスBOOKSHOP(etc.books)

場所:東京都世田谷区代田4丁目10-18 ダイタビル 1F
営業時間:12:00〜20:00
休日:月、火、水、土曜日

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