2018年秋冬より後藤愼平がデザイナーを務め、2024-’25年秋冬には初のパリ・ファッションウィークでのランウェイショーを行った気鋭ブランドのM A S U（エムエーエスユー）。M A S Uのコレクションのトワル（仮縫い）を展示・販売する人気企画「TOILE CHECK（トワルチェック）」の第3弾を、東京・原宿のセレクトショップ「ハウス＠ミキリハッシン」で開催する。

トワルはサイレントオークション形式で販売され、入札は¥1,000から可能。会期終了後、最高入札者にトワルが届けられる仕組みだ。過去2回の「TOILE CHECK」で展示されたトワルはほぼ落札され、業界内外で広く話題となっていた。本インスタレーションの前日となる3月10日には、Rakuten Fashion Week Tokyo 2024A/Wで行われる凱旋イベントも開催される。M A S Uのファンはもちろん、服飾に関わる学生やファッション好きにとって、見逃せない期間になる。

“MASU BOYS LANDやパリでのランウェイなど、大きくて派手に見えるイベントごとが増えていますが、私自身やっていることは最初から何も変わらない。
昼夜悩みながら、楽しみながら新しい服をつくり続けています。
ショーなどがブランドの外側の厚みを形づくるものだとしたら、このインスタレーションは内側、根っこの部分です。
それを思い出させてくれるような、自分自身も立ち返ることができるイベントです。
ブランドを知る人も、そうでない人も楽しめるので是非足を運んでみてください ” 
——後藤愼平

photographs : Kazuhei Kimura