6月18日から6日間の日程で、2025年春夏パリ・メンズファッションウィークが開催され、約70ブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目のショーや見逃せないトピックスをご紹介します。
初日のハイライトはファレル・ウィリアムスによるルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)。
ユネスコの広場を舞台に、地球に共生する人類を祝福するショーを披露しました。
世界各国の国旗がはためくなか、冒頭にはオーケストラによる交響曲が鳴り響き、黒人モデルたちがパレード。続いて、様々な肌の色のモデルたちが加わり、ファレルが考察するメゾンのグローバル精神が表現されました。故郷である地球をズームアウトし、そこに住む種族を太陽系から描いたコレクションです。
同じ太陽に照らされた多種多様な人間の肌色に合わせて、同系色でシルエットをまとめているのも特徴的。今シーズンを象徴するロゴ「LE MONDE EST A VOUS(世界はあなたのもの)」も目を引きました。
フィナーレに登場したクリエーティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムス
Courtesy of Louis Vuitton
Text:B.P.B. Paris