ちょっとドキドキする人に会う時、ずっと楽しみに待っていた日の朝、私は特別な日に必ずこのシーロンのカーディガンを着ていくのです。冬のNYに行った時、一人ぼっちの海外で不安もあったけれど、とっても楽しみだったので、お守りのような、勝負服のような気持ちで着ていきました。NYで会った撮影クルーの人や、NYからロンドンに行く飛行機で隣の席のおばあちゃんに『そのカーディガン可愛いね！』って言われてすごく嬉しくて。英語もうまく話せないから、海外で初めて会った人になかなか自分のことを伝えられない中で、言葉じゃなくこのカーディガンが私の一部となって人とつなげて、輝かせてくれました。服は、着る人とぴったり相性が合ったら、いろんなマジックが起こるなぁと、あらためて感じたんです。