
俳優の山田杏奈さんによる好評連載 15 回目。
山田さんがその時に気になっているスタイルをまとったり、
様々なことにチャレンジして
新しい趣味を見つける、ゆるやかな時間を
毎月15日にお届け中。
合言葉は気の向くままに、軽やかに。
皆さまも、どうぞのんびりした気持ちで
お楽しみください。
第十五回のテーマは、「手仕事のアイテムを用いたファッション」。
涼しくなり始めると、恋しくなるのが温かみを感じさせてくれるアイテム。
ざくざくした編み目がかわいいハンドニットや
同じ組み合わせは世界に二つとないアクセサリー、
手の痕跡が愛おしいステッチをポイントにした小物など、
愛嬌たっぷりのアイテムを、山田さんが着こなします。
photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.) / styling : Hiromi Nakamoto / hair & make up : Miki Marutani / interview & text : SO-EN
LOOK1
糸の愛らしさを味わう
ニットコーデ

山田さんも大好きなニットアイテム。
トップには
ユウショウコバヤシの
2026-’27年秋冬のものをチョイス。
紫〜ピンク系のカラーグラデーションと、
大きなダイヤ柄の
キュートさもさることながら、
あえてあちこちに
長く残された糸が、
自分だけのいとおしさをプラスしてくれる。
ショートパンツで軽さを出しつつ、
足元は
手編みのレッグカバーにリボンを装飾して、
DIYムードを高めて。
中に着たシャツ袖のリボンプリントにも注目!
ジップアップニット ¥55,000 ユウショウコバヤシ/ 中に着たトップ ¥14,500 ザ スリル ルーム/ショートパンツ ¥10,185 チャーリー ビーズ (リディア) 、レッグウォーマー ¥24,200 ザイカ/パンプス ¥74,250 サンディ リアン (リディア) /その他スタイリスト私物


—— 10月になり、グッと秋めいてきました。そこで今回は、温かみを感じる「手仕事アイテム」にフォーカスしています。
山田杏奈:もうそんな季節ですねぇ。元々ニットが好きなので、今回もかわいい!と思いながら着させていただきました。スタイリングで脚にリボンや端切れを巻いていただきましたが、それも味わい深くて好きです。
—— かわいいスタイリングですよね! 今、ファッションの世界では手仕事の価値が見直されていて、過剰に進化していくテクノロジーに逆行するような流れがあります。
山田杏奈:世の中の大きな流れの逆を求めてしまうんですね。私自身も、ほつれたところを違う糸で修復した痕跡や、そうした部分が見える作品が好きなので、みんなが今、手仕事を欲する気持ちはわかるなと思いました。
普段編み物をしていると、ちっちゃい端切れのような余り糸がたくさん出るので、それを何かに使えるかなぁととっておいているんです。このスタイリングのように、髪や脚の一部に巻くリボンのような使い方、いいかも!と新しいアイデアをいただきました。糸同士を繋いでもかわいくなりそうです。
—— バルーンのショートパンツの合わせも含めてロマンティックなムードがLOOK1です。山田さんがガーリーなテイストのお洋服を素晴らしく着こなしてくださるので、つい「装苑」ではその方向のスタイリングが増えがちなのですが……。着ていただく上ではいかがでしょうか?
山田杏奈:衣装として用意していただくことが多いので、似合うのだろうなと思っています(笑)。自分では普段、あまりかわいい雰囲気のものは手に取らないのですが、ニットだと不思議とロマンティックなものや、キュートなものも取り入れやすい気がします。私は、着させていただいたような編み地がしっかり見えるタイプの「ザ・ニット」というものに惹かれやすく、そういうものはかわいらしいムードを持っていることか多いですね。




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