地球温暖化が進み、気候変動の脅威が差し迫る最中、環境アクティビストの命懸けの石油パイプライン爆破を描き、FBIがテロを助長すると警告した映画『HOW TO BLOW UP』が6月14日にヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開。北米で配給をしたのは『パラサイト 半地下の家族』、『落下の解剖学』などを配給してきた、新進気鋭の映画スタジオ「NEON」だ。
原作は、スウェーデンの気候変動学者 アンドレアス・マルムが著した『パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか』（2021年）。革命は非暴力を重んじる戦略的平和主義や市民的不服従よりもサボタージュ（財物を破壊する活動）や暴力的な直接行動が成功をもたらしてきたことを論じたこの本は、美術館での抗議活動を行うイギリスの環境団体「ジャスト・ストップ・オイル」のムーブメントとも結びつきながら、大きな波紋を呼んでいる。
この映画の監督を務めたのは、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアをスタートさせた監督・脚本家・プロデューサーのダニエル・ゴールドハーバー。主演を務めたアリエラ・ベアラーと共同で脚本を執筆し、構想からわずか19ヶ月で映画を完成させた。若者たちの様々な動機を垣間見せながら、過去と現在を交差させ、導火線の火花のように全編にわたる緊張感を生み出した。16mmフィルムでの撮影と、脈打つような電子音楽で切迫した世界観が味わえる。暴力の象徴（=パイプライン）を爆破するという大胆なミッションに目が離せない。
この映画の公開を記念して、映画をいち早く見れる最速試写会に30組60名様をご招待！
応募は、装苑ONLINEの公式X（旧Twitter）をフォロー後、アップされるこの映画のトピックをリポストして完了。締め切りは、2024年5月24日（金）17:00まで！当選者の方には、Xのダイレクトメッセージで直接ご連絡いたします。
映画『HOW TO BLOW UP』最速試写会
日時：2024年5月31日（金）18：45 開場／19：30 開映（上映時間：104分）
場所：日比谷コンベンションホール
東京都千代田区日比谷公園1-4
※当日は、ご当選ご本人様が必ずお越しください。当選者と異なる場合は入場をお断りさせていただきます。
※イベントが中止、日程変更となる場合があります。
STORY
環境破壊に人生を狂わされた Z 世代の環境活動家たちが、石油パイプラインを破壊する大胆な作戦を実行する。やがて過激な決 意が、友人、恋人、苦難に満ちた物語を持つ仲間たちを巻き込みながら暴力の象徴的(=パイプライン)を爆破するという大胆なミ ッションへと結びついてゆく。若い世代のエネルギーは、予期せぬ混乱を招きながら、爆発的フィナーレへと疾走する。
2022年/US/英語/カラー /104分/原題:HOWTOBLOWUPAPIPELINE/ 字幕翻訳:横井和子 ©WildWestLLC2022
公式サイト：https://howtoblowup.com
X ：@howtoblowup_jp
Instagram：@howtoblowup_movie
