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文化服装学院ファッション高度専門士科× L’OREAL PROFESSIONALによる2024年度 卒業ファッションショーが開催!
14のブランドと学生デザイナーをご紹介

2025.03.31

ショーの様子

2月25日、文化服装学院 ファッション高度専門士科による卒業ファッションショーが開催された。大勢の学生とスタッフが関わるこのショーは、世界年間売上1位を誇る一大ビューティー企業であるロレアルグループの中核を担うヘアブランド L’OREAL PROFESSIONALのサポートを得ている。

厳しい学内選考を勝ち抜いた14名の学生デザイナーは各自のブランドコンセプトをもとに8体以上のプライベートコレクションを1年間かけて制作。また、ポートフォリオ撮影及び卒業ファッションショーでは第一線で活躍しているサロンのヘアクリエイターの方々と組み、共に作品を作り上げた。

装苑ONLINEではこの14名の学生デザイナーにそれぞれの作品についてと卒業後の未来についてうかがった。彼らの今後の活躍に期待したい。

photographs : Josui  (B.P.B.)

14名の学生デザイナー紹介

Evoto
Evoto

濵邊 和奏×TKS
テーマ:BUFF GIRLS

動物のバッファロー(アメリカバイソン)と、肉体をパワーアップ=ステータス強化という意味で、ゲーム用語としても使われる「BUFF(バフ)」を組み合わせたコレクションです。2000年代の力強い女性ポップスター達からインスピレーションを受け、Y2K風の現代らしいデザインを、得意の皮革で表現しました。タイトなデザインには、高級感を与えられるよう重厚感のある素材を選び、生地加工やオリジナルのプリントも施しました。シルエットは立体裁断で美しく形を出すようにし、切り替え線の位置を何度も調節しています。1年間をかけて、自分を表現できる最初で最後の機会だと思い、幼少期に好きだったものを詰め込みました。また、初めての技法やパターンにも挑戦し自分自身すごく成長した1年になったと感じています。沢山の人の協力でショーを終えることができ、皆さんに感謝でいっぱいです。

担当サロン TKS
WEB:https://tks-beauty.tokyo/salon/claude-monet/   Instagram:@tks.recruit

髙林 華珠×Les Saisons Hair & Make up
テーマ:MONOLOGUE

私がこれまで経験してきた出来事が、生かされていることを表現したいと思い、「MONOLOGUE」というテーマにしました。歩んできたことを「記憶の劣化」というキーワードを重ね、デザインに落とし込んでいます。ヴィクトリアンシルエットを参考に、重厚感のあるスタイルでドレス8体を制作しました。袖が膨らみ、首元が詰まったシルエットで、それぞれデザインに変化をつけているのがこだわった点です。多くのドレスに、ベルベットを使用し、その陰影や落ち感の表現もポイントになっています。また、手作業で施したビーズ刺繍は、記憶が劣化し、溶けていく様子を象徴しています。ショーの音楽は、どこに盛り上がりを持っていきたいかなどをご相談しながら、作曲家の南木直樹さんに作っていただきました。将来的には、ドレスデザイナーとしてジェンダーフリーなウェディングドレスを広めていきたいと思っています。これから、リース事業に力を入れていきたいと思っているので、是非Instagramやthreadsを見ていただけると嬉しいです!【Instagram】@hnr.87_

担当サロン Les Saisons Hair & Make up
WEB:https://les-saisons.jp/roppongi-hills/ Instagram:@shuheykase

長崎 桃子×1001mille
テーマ:FreeSoul

自由な心で自分の感覚を正直に楽しみたいと思い、私が着たいものを制作しました。イメージフォトに登場するモデルは高校時代の友人で、彼女をミューズに私の中の「好き」をデザインに反映させています。カジュアルなリアルクローズにしたかったので、ステッチを効かせたり、刺繍やプリントで施したブランドロゴで統一感を持たせました。ショーのオープニング映像にはミューズである彼女が撮影した映像を使用しています。照明のミラーボールも彼女のイメージカラーで演出しました。今年の初め頃から、自分のコレクションをショー形式で発表したいという想いを強く抱くようになり、その中で、このような機会をいただきました。ただ、周囲は私がショーで発表するようなタイプではないと思っていたようで、ショーに参加することが決まった時は、心配の声もたくさんいただいて。それがとっても悔しくて、見返す程では無いですが、絶対にやり遂げたいという強い思いで挑みました。この経験を経て、今後はさらにSNSを通してファッションの魅力を広めていく活動をしたいと思っています。【Instagram】@01_moch

担当サロン 1001mille
WEB:https://www.1001mille.com/  Instagram:@mille_hair @re_iii_76

田村 香奈×uka
テーマ:和×sport mix

四季折々の景色から連想した色を表す、「襲の色目」という日本の伝統文化から着想を得たコレクションです。色や柄で和を表現しつつ、パターンや素材はスポーティな現代のものを使い、和に偏りすぎないモダンなデザインを追求しました。また、8体揃った時に色やデザインが被っていないか、それぞれの季節感が伝わるかを意識して制作しました。テキスタイルはデジタルプリントを活用していて、中にはエプソンとコラボレーションし、サポートを頂いた生地も使用しています。細かい柄や発色が丁寧に施されていて感激しました。3年生の時、SFDA(Sustainable Fashion Design Award)で賞を受賞したことをきっかけに、元々好きだった着物や日本の伝統文化を色んな形で広めていきたいと考えるようになり、今回のショーに至りました。私を支えてくれた人達に、今までの感謝と成長した姿を見せられていたら嬉しいです。【Instagram】@__a_kntmr

担当サロン uka
WEB:https://uka.co.jp/ Instagram:@instauka @ukacojp

水野 里音×grace
テーマ:SOS

コレクションのテーマは「『Sink Or Swim』一か八か 飛び込んでみなくちゃ始まらない!」です。水泳の経験をもとに、部活やスポーツクラブで見た風景やスイムウェアから着想を得てデザインをしています。デジタルプリントでオリジナルテキスタイルを作ったり、オリジナルロゴを各所に施して、スポーツクラブのチームウェアのような統一感を意識しています。水着のルックは、2Wayの伸縮素材と、デサント・アリーナ様からご提供いただいた本物の競泳水着の素材を使用しています。縫製は主に4本ロック(ロックミシンで4本の糸を使って縫う方法)で、縁どりにバインダーテープを施しました。ヘア&メイクは水泳の練習終わりの髪の濡れ感と日焼け跡を意識し、スポーティな雰囲気に合わせてスピード感のあるアイラインもポイントに。水泳をしていた頃の思い出を重ねながら、唯一無二のコレクションを目指して挑戦しました。将来の夢は、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレと一緒に仕事ができるデザイナーになることです。大きすぎる目標のような気もしますが、『飛び込んでみなくちゃ始まらない!』なので! 色々なことに挑戦しながら夢に近づいていきたいと思います。

担当サロン grace
WEB:http://www.salon-de-beaute-grace.com/ Instagram:@s.d.b.grace

伊藤 七海×ZENKO
テーマ:RIBBIT RIBBIT

自分らしさを貫く強い芯のある女性像と、厳しい自然界を生き延びるため奇妙な風貌に進化した生物をリンクさせたコレクションです。女性たちがパーティーに集まる様子をイメージしています。デジタルプリントと染色で​​オリジナルの生地を制作し、デジタルプリントでは、可愛らしさと媚びない強いバランスを取るため、何度も調整を重ねていました。奇抜な柄や配色をクールにまとめるために、スッキリとしたシルエットにもこだわっています。ヘア&メイクはリアルなパーティーをイメージしており、ヘアは可愛らしいスタイルからカッコ良いスタイルまで幅広く対応していただき、サロンの方々に細部まで相談させていただけたことで、理想の仕上がりになりました。メイクは海外風で統一し、どのモデルにも似合うようなテイストにしています。今までの学びの中で得た、様々な技法や素材を取り入れることで、ずっと作りたいと思っていたテーマを表現することができ、4年間の集大成らしい制作ができたと思います。

担当サロン ZENKO
WEB:https://www.zenko-hair.com/

辻野 伽凜×総美
テーマ:ZONE

今回はスポーツの試合などで最高潮に集中している状態である「ゾーン状態」を表現しました。集中とはどのような状態か考えた時に「爆発力と冷静さ」だと。それをビジュアルにするため、爆発は「火花や雷」で、冷静さを「波」になぞらえました。火花や雷は「トゲトゲ、放射線状に広がる、内側から発光するイメージ」として表現し、波は「ゆらゆら、曲線、波紋」のようにキーワードを広げて、デザインを構築していきました。先端を尖ったシルエットにしたり、フレアを星のようなパターンにすることで火花や雷を表現しています。何種類かの黄色を使用し、グラデーションにすることで発光感を出し、ストレッチ素材にメッシュやナイロンなどの非伸縮地を組み合わせることで生まれるドレープによって、波を表しました。素材にはスポーツウェアで用いられるものを採用しつつも、装飾的に仕上げています。自分自身がテニスをやっていた時の悔しい記憶などを昇華させたい気持ちから、今回のコレクションの世界観をテニスでまとめています。「私にしか生み出せない世界観」を作ることを目標にしていたので、昔の日記を読み、その頃の気持ちを思い出していました。今後は、自分のブランドの活動を進めていきたいです。街に自分のブランドを着ている子がたくさんいたら嬉しいなと感じています。 

担当サロン 総美
WEB:https://www.banet.jp/

茂木 里穂×CRAFT
テーマ:逃げ猿

「東洋のある王宮に飼われ、籠愛を受けていた一匹のメスのお猿。ある日、お城を抜け出した時に運命的に出会ったオスのお猿と共に歩むことを決めます。王女の部屋からありったけの装飾品を盗み出し、駆け落ち。新しい世界へ旅立つ」という物語を創作し、今回のコレクションに反映しました。王宮から服を盗み出している設定なので、上品なお猿さんにできるように重厚感のある生地を多く使用しています。王宮=ボリューミーなドレスというイメージがありますが、東洋らしさを表現するため、フリルを用いつつもタイトなシルエットに仕上げています。パンツを重ね履きし、スカートをトップのように着て、袖口にはこぼれ落ちそうな程のアクセサリーを。そのことによって、王女様のクローゼットから盗み出して逃げ出すという臨場感が出るように、工夫を凝らしました。ヘア&メイクでもキャラクター性を表現していて、お猿の耳をイメージしたヘアや、象徴的な赤みのある頬を作っていただきました。特に、頬は色味を試行錯誤し、ハイライトを使って、オシャレに仕上げていただきました。1年をかけて自分のコレクションを制作出来るということで、幼い頃から好きなお猿さんをテーマにしました。私の作品を通してお猿さんの可愛さに気づいてくれる方がいれば、とても嬉しいですし、自分の好きなものを大切にしようと思っていただければ嬉しいです。【Instagram】@lee_ho356

担当サロン CRAFT
WEB:https://www.total-beauty-craft.com/ Instagram:@craft_recruit

Evoto

武藤 毬絵×Floren.inc
テーマ:norm

今回のコレクションテーマ「norm」は「普通」、「標準」という意味です。自分の生まれ育った東京という街で、忙しい日々の中でストレスを感じながらも、普通を装って会社や学校に行く人達の背中を押すことがきる服を目指して制作しました。カラーパレットはモノトーンで、東京の街並みをテキスタイルに落とし込むことで都市の慌ただしさを表現しています。ラペルモチーフのアイテムやニットなどリアルクローズを意識しつつも、自分だけのこだわりを纏い、特別な気持ちで1日を迎えられるように、どこか風変わりな要素を取り入れています。ヘア&メイクでは、モードな雰囲気をベースにモデル一人一人の個性が際立つように仕上げていただきました。私の周りには服が好きな人も、日常で服を意識していない人もいます。様々な人が目にするコレクションであるからこそ、一人一人に寄り添うコンセプトを立てて、服が持つ力や良さが伝わればいいなと思っています。【Instagram】@erm__ia

担当サロン Floren.inc
WEB:http://www.lagoon-hair.com/ Instagram:@floren.inc

御園 沙樹×JCB
テーマ:EVER AFTER

テーマを決める際にすごく悩んだのですが、制作したのが私だと一発で分かるくらいストレートにしようと決め、「​​EVER AFTER」としました。今の私が形成されたのは、心をときめかせるもの、何か夢中になれるものと出会い、それを大切にしてきたからだと感じています。それらを服へと具現化し、物語の登場人物のように各ルックにキャラクター性を込めることで、自分自身を表現するコレクションに仕上げました。既存の素材をそのまま使うのではなく、プリントや染色を施したオリジナルテキスタイルを1ルックごとに必ず取り入れています。ヘア&メイクでも、各キャラクターに全く異なるものを施してもらい、よりキャラ立ちをさせています。非現実感も演出したかったので、重力に逆らうようなしっかり固めたヘアを作っていただきました。全体的にロマンティックかつポップなデザインになっているので、見た人が明るい気持ちになってくれると嬉しいです。私は“好き”を追求することが夢であり目標でもあるので、このコレクションに引き続き、どんな形であれ私の“好き”を表現し続けていきたいです。【Instagram】@sakyo____

担当サロン JCB
WEB:http://www.biguine.co.jp/all.html

蒲生地 龍正×ASCH
テーマ:Petroglyph

古代の文明や遺跡、石彫などの独特なシルエットやディテールにフォーカスしたコレクションを作っています。当時の情勢や文化、価値観などを踏まえた上で、視覚的なシルエットを参考にデザインを考えていきました。また、手編みやハンドステッチ、刺繍などのクラフトワークを駆使して、アイテム一つ一つに思いを込めた物作りをしています。ヘア&メイクは世界観をより演出するために、古代の壁画や模様などを大胆にフェイスペイントとして施していただきました。これまでの学生生活で培ってきたものを生かしながら、高いクオリティで自分の世界観をどのように作り上げていくのかを常に考え続けた一年間でした。卒業後は衣装のリースを始めとしたファッションクリエイターを目指しています。自分のブランドを立ち上げるのも夢なので、実現できるよう頑張りたいです。【instagram】@ryu_sei.k

担当サロン ASCH
WEB:https://www.asch.jp/index.html Instagram:@asch_nagoya @asch_kawarasaki

吉野 香子×La Bouquet 
テーマ:Fucking Love

テーマは「Distorted Doll」です。力強い反骨精神と不安定さを表現したかったので、パンクの要素を強く打ち出し、アンバランスな要素を組み込んでデザインしています。また、どんな自分でも受け入れ愛するというメッセージも込めており、全体でまとまるよりは一体一体の主張を強く仕上げています。例えば、醜形恐怖症をテーマに包帯をイメージしたケープを燃やした服や、片腕のトップ、タックなどを使い不自然な組み方で作ったコート、共依存のイメージから溶け合うさまを人形で装飾したボディースーツなどを制作しました。このコレクションには、私が生きてきた中で感じた怒りや葛藤、“それでも愛したい”という想いを込めています。心無い言葉を放つ人、他者を傷つける人に対する怒り。なぜもっと愛を持てないのか。そんな疑問を抱えながらも、私は“Fucking Love”を通して、すべてを包み込む愛を表現しています。また、文化服装学院での4年間は、自分の理想と現実のギャップや挫折、自己嫌悪に苦しんだ時期もありました。でも、どんなに未熟でも、それも全部“自分”だと受け入れ愛すことが“Fucking Love”の本質であり、このコレクションに込めた想いです。

担当サロン La Bouquet 
WEB:http://www.lbh-cloud.jp/

石田 凜々花×VISAGE CREATION 
テーマ:”MOTH”

16年間の学生生活を振り返りながら総括するコレクションを制作しました。蛾の成長過程である幼虫→繭→成虫という変化を自身の学生時代と重ね合わせ、校則や思春期特有の精神状態を、パンクファッションにおけるボンデージになぞらえています。チェック柄はすべてオリジナルテキスタイルで、プリント、ニット、絵の具で手描きしたものなどを制作しています。また、思春期や反抗期の頃に抱いていた感情には、その奥に未熟さや優しさもあったと感じていています。なので、レースやニットを用いて、少しの温かみや繊細さを加えています。パターンは、アシンメトリーにしたり、部分的に多数のタックを不規則に取り歪ませたような形にして、自身の成長過程にあった精神的な歪みや未成熟さを示しています。一方でパワーショルダーなど力強いイメージのシルエットも取り入れることで、学生時代を卒業し未来へ羽ばたいていく様子を表しました。卒業後は、自分のブランドを立ち上げるための準備期間として、衣装制作や個人の仕事を受けながら、少しずつオーダーで自分の服を販売していきたいです。【Instagram】@riqipi

担当サロン VISAGE CREATION 
WEB:https://visage.co.jp/ Instagram:@r_visage

オウヨウ トクタク×nenen.hair
テーマ:七罪 

キリスト教の七つの宗罪と動物の特徴を結合したコレクションになっています。20種類以上の素材を使用しています。また、レースや羽の縫い方にも複数の縫製方法を盛り込んでいます。今回のコレクションは、自分の過去4年間の中でも最も良い完成度で仕上げられたと実感しています。ただ、ショーの準備期間に自分の力不足をたくさん感じました。中国には「十年で剣を研ぎ、一朝で鋭さを試す」という古い言葉があります。この言葉を教訓にこれからも技術を磨いて頑張っていきたいです。また、これまで協力してくれた先生とクラスメイトにも感謝しています。このコレクションは、私の学生生活の完璧な終点で、今後の人生の良い出発点になりました。20年後に自分のブランドを設立するのが夢なので、そのためにこれからも頑張りたいです。

担当サロン nenen.hair
Instagram:@nenen.hair

日本ロレアル株式会社
プロフェッショナル プロダクツ事業本部ブランドエクスペリエンスマネージャ
千葉龍太郎さんコメント
今年はスポーツ系やコンサバティブなもの、衣装っぽいものなどバリエーション豊かで面白かったです。学生の皆さんが社会をより深く観察し、客観的に服を見ることで表現の幅が広がったのではないでしょうか。その分、ヘアメイクの力を上手く生かせていたと思います。どの組も初めて見たイメージルックの頃よりも、ショーの時はさらに進化していると感じました。学生の柔軟性が高く、ディスカッションがかなり上手くできていた印象です。ヘアは世間的にも黒髪が増えたこともあり、アクセサリーで遊んだり、エクステで色味を足したり、プラスαの工夫が多く見られました。また、フィンガーウェーブやウェッティな質感など、ランウェイでよく見られるヘアも採用されていました。メイクはグリッターがよく使われていると感じたことと、全体的に明るい印象を受けました。今回はドクロやダークシティみたいなものが少なく、非常にリアルなもので、社会的にも明るい方向に向いているのではないでしょうか。今回も複数展開しているサロンからクリエイティブな思考を持つ若手が参加しています。美容学生は国家試験を受けるために学生の期間を突っ走り、卒業後もすぐにはハサミを持つことが難しい業界です。その中で、このショーは、改めて若手の美容師が自分のクリエイティブな心と向き合える機会になっていると実感しています。志の高い高度専門士科の学生と関わることができて、とても良い刺激をいただきました。

L’OREAL PROFESSIONAL
WEB:https://www.loreal-professionnel.jp/top.html
Instagram:@lorealpro_education_japan

文化服装学院 ファッション高度専門士科
4年間で、クリエーション・生産関連・ファッションビジネスについて幅広い知識と技術を習得。卒業時には大学卒業と同等の高度専門士の称号が与えられます。卒業生の多くはファッション界のスペシャリストとして高い評価を得ています。
WEB:https://www.bunka-fc.ac.jp/course/fashionkoukasenmon-katei/fashion-koudosenmonshi-ka/
Instagram:@bunka_kosen_official

L’OREAL PROFESSIONNEL 卒業ファッションショーバックステージサポート企画
「Future Talent Support PROJECT」とは
世界年間売上1位を誇る一大ビューティー企業であるロレアルグループ。その中核を担うヘアブランド「ロレアル プロフェッショナル」では若きクリエイターの育成を目的として、イギリスのセントラル・セント・マーチンズなど有名ファッションスクールの卒業ファッションショーや若手デザイナーのコレクションのhair&make-up Creationバックステージをサポートしている。日本では例年、スクール支援部門において文化服装学院が選出され、ファッション高度専門士科の卒業ファッションショーが支援の対象となっている。

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