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ルミネが考えるサステナブルなウィンドウ作り
文化服装学院×edenworks×装苑

2024.10.04
Screenshot

ブランドやファッションスタイルなどの提案だけにとどまることなく、夢のある世界観と高いクリエイティブで、毎シーズン目を惹きつける空間作りやメッセージを伝えてくれるルミネのウィンドウディスプレイ。2024年秋冬シーズンでは、装苑プロデュースでフラワークリエイティブスタジオedenworksの代表、篠崎恵美さんと文化服装学院アパレル技術科バーチャルファッションコースの学生による特別タッグで制作。2024年10月3日(木)〜11月20日(水)まで各所にて展開される。

photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.)

ルミネが掲げるサステナビリティと
「Neo Naturalist 未来を守る小さなアクション」というメッセージ

ルミネでは、2021年10月に『WE ILLUMINATE THE FUTURE〜わたしが選ぶ毎日が、わたしたちの未来をつくっていく』を策定し、2022年度からはルミネ全体で、そのサステナビリティ方針を意識した取り組みを行っている。ウィンドウディスプレイにおいても、過去に再生ペットボトルを使用し壁面タペストリーを作成したり、一度廃材となった造作をアップサイクルするなど、サステナブルを強化した展開を見せている。そして今回、新たなディスプレイへの挑戦として、このコラボレーションが実現した。

今季のウィンドウディスプレイテーマは、「Neo Naturalist 未来を守る小さなアクション」。「自然の厳しさと向き合いながら、自然をしっかりと守る気持ちをもとう。不完全なものであっても遊び心をもって楽しもう。今あるものに新しい魅力を見出そう。そんな、私たちにできる小さなアクションで未来を大きく変えていこう」というメッセージが込められている。

ディレクターとして参加したのは、国内外で活躍するフラワークリエイターの篠崎恵美さん。彼女が代表を務めるedenworksは業界の中でもサステナブルな活動に積極的で、フラワーショップで残った植物をドライフラワーや新たなプロダクトとして蘇らせることを日常としている。そんな篠崎さんの思想やセンスに、大胆かつエネルギッシュな感性をプラスし、未来に向けたメッセージを発信したいという思いから、文化服装学院で新設されたばかりのアパレル技術科バーチャルファッションコースの学生とタッグを組むことに。デジタルを駆使し、環境に優しい服作りや一歩先のデザイン制作を学ぶ若い世代との協業で新たな創造を目指した。

Neo Naturalist というテーマをもとに、地球や私たちの生活には欠かすことのできない植物、そして人類との共生をイメージした空間作りを考案。植物画像をコラージュしたグラフィック柄、ドライフラワーや太陽光LEDライトなどを使用し、優しくも華やか、そしてフューチャリスティックな雰囲気の空間を作るべく、今回参加した学生たちには、空間のキーとなる植物画像のグラフィック柄を提案してもらうことになった。

植物のグラフィック柄の制作に向けて、素材の撮影を開始。篠崎さんが運営するフラワーショップで売れずに残ってしまったものや、フォルムやディテールに独創性のある植物を細かく分解し、おおよそ40種類ほどの画像データを準備。撮影現場には、参加学生の竹下愛萌さんも立ち会い、どういった花を集めているかを確認し、さらに細かいウィンドウイメージや今回のテーマをどう解釈したかなど、お互いに考えを擦り合わせながら制作に臨んでいた。「こちらの意図をすぐに感じとってもらえたので、スムーズに進められました。ディスプレイに関する様々な提案にも積極的に意見をだしてくれましたし、グラフィックにおいても想像を超えて素敵なものが上がっていて、すごく感動しました」(篠崎さん)

完成したショーウィンドウ

Screenshot

ルミネ新宿ルミネ1 2F角筈ウィンドウ

NEXT 篠崎恵美さんと学生にインタビュー

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