アクリル板をベースに、光と色彩を駆使したアート作品を制作するドイツ出身アーティスト、レギーネ・シューマンの個展「サイレント・チェンジ」が現在開催中。
蛍光顔料を混入させた独自開発によるアクリル板を使い、絵画とオブジェの中間領域に位置する作品表現を行うレギーネ・シューマン。本展では、顔料や光の反射、吸収を調整しながらアクリル板を巧みに組み合わせて制作された作品が展示されている。
日本で初めてとなる自立する作品を展示するほか、自立するエディション作品も出品。人工的で工業的な材質でありながらも、どこか詩的な感性を持ち合わせたレギーネ・シューマンの世界観を、様々な形態の作品群から鑑賞することができる。
色彩、形態、光、空間の要素により構築された、見た人に様々な体験をもたらしてくれるライト・アート作品で、光と色が織りなす世界を体感してみて。
レギーネ・シューマン「サイレント・チェンジ」
期間:開催中 〜5月20日(土)
場所:タグチファインアート
東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビルB1F
時間:13:00〜19:00
※日月祝定休・入場無料
レギーネ・シューマン
1961年ドイツ、ゴスラー生まれ。ブラウンシュヴァイク美術大学で絵画を学び、1989年にロラント・デルフラーからマイスターシューラリン資格を取得。2000年にノルトライン・ヴェストファーレン州の奨学金を得て日本に滞在し、現在はケルンを拠点に活動。ヨーロッパ、アメリカで発表を重ね、以降、数多くの企業、美術館にて作品が収蔵されている。