
お笑いコンビ、ダウンタウンの浜田雅功さんが初の個展「浜田雅功展 空を横切る飛行雲」を開催する。本展は、唯一無二の画力で知られる浜田さんにとって、アートの世界への大きな挑戦となる。会場には描き下ろしの新作100点を展示。会場構成は建築家ユニットのdot architectsが手がけたほか、ジャンルを超えたクリエイターやアーティストが集結し、浜田さんの描くアートの世界に彩りを添えている。
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開催を記念して10月16日(木)にオープニングセレモニーが行われ、浜田さんが登壇。今回の意気込みを語った。
「見てくれた人に私の作品がしっかりと伝わるといいなと思い誠心誠意を込めて制作しました。1点、1点こだわって描いていますので、どうか素通りするのだけはやめてください!(笑)。僕の絵はともかく協力してくれたクリエイターの方は本当に素晴らしいので楽しんでいって欲しいです」


また、オープニングセレモニーでは、自身のイラストをもとに制作されたライオンの彫刻作品に、浜田さんが目を描き入れる“目入れ式”も実施された。スタッフから手渡されたのは、愛用の黒の水性顔料インクマーカー「COLOR MASTER P-1 BLACK」1本。今回の個展作品はすべてこのペンで描かれており、同じペンが会場のグッズ売り場でも販売されている。

「今、マッキー1本やないかい!って笑ったやろ!!」と報道陣にツッコミを入れながらいよいよ目入れ開始。「力強く入れさせてもらいました。裸やから乳首もちゃんとね、描かないとね」と会場の笑いを誘っていた。

左から宮地敬子さん、高須光聖さん、浜田雅功さん、北原和規さん、藤原寛さん


続くテープカットセレモニーには、本展の企画・監修を務める高須光聖さん、吉本興業副社長の藤原寛さん、クリエイティブ・ディレクターの北原和規さん、そして会場構成を担当したdot architectsの宮地敬子さんが登壇。北原さんは「僕は大阪出身なので、まさかこんな機会に恵まれるなんてと、光栄です。浜田さんの絵は可能性がすごい(笑)。浜田さん自身も新しい世界が見れたらなと思って展覧会を作り上げました。皆さんも楽しんでもらえると嬉しいです」と語ると、浜田さんは「ほんまによう受けましたね。この仕事」と返し、笑いに包まれながらオープニングセレモニーは幕を閉じた。

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展覧会は「ホワイエ」「はじめの部屋」「まち」「さいごの部屋」の4エリアで構成。入口「ホワイエ」では、ライオンの彫刻作品が来場者を出迎える。続く「はじめの部屋」には、名画「モナリザ」を浜田さんらしいユーモアで再解釈した作品を展示。思わず笑みがこぼれる世界観が広がっている。






dot architectsの宮地敬子さんが会場構成を手がけた「まち」エリアは、誰もが見たことのある様々な街の風景を再現。浜田さんの絵が、それぞれの街の風景に馴染むように展示され、どこか懐かしくワクワクするインスタレーションが完成している。

そして「さいごの部屋」では、オープニングセレモニーにも登場した「最後の晩餐」にオマージュを捧げた作品が展示され、展覧会の締めくくりを飾る。




また、会場には個展と連動したコラボカフェ「喫茶はまだまさとティー」と、グッズショップ「雑貨はまだショプとし」が併設され、見応えたっぷりの内容となっている。
眺めるほどに引き込まれ、きっとお気に入りが見つかる展覧会。浜田雅功さんの“新たな顔”を感じに、ぜひ足を運んでみて。
浜田雅功展 「空を横切る飛行雲」
期間:2025年10月19日(日)〜 12月21日(日)会期中無休
※10月17日(金) ・18日(土)は、スペシャルプレビューDAY
場所:麻布台ヒルズ ギャラリー
港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
時間:金・土・日・祝日(10:00-20:00 )月・火・水・木(10:00-18:00)
WEB: https://hamadamasatoshi.art/
Instagram:@m_hamada_art
X:@M_hamada_art