9月29日から9日間の日程で、2026年春夏パリ・ファッションウィークが開催され、110を超えるブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目コレクションや話題のトピックスをご紹介します。

ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)率いるドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、2回目となるウィメンズのショーを開催。テーマは「WAVELENGTHS(波長)」。
会場には波の音が響き渡り、ウェットスーツのようなシルエットも登場。6月に発表したメンズに続き、海辺の風景を想起させる演出です。

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「最初に思い描いたのは、気楽さやくつろぎ、オプティミズムの感覚を伝えることでした」と、ジュリアン。「浜辺で⼣⽇を眺め、波間のサーファーたちを見て、ウェットスーツのシルエットの優雅さに⼼を打たれました」
コレクションは鮮やかな色彩と輝きに満ち、随所にサーフスタイルを引用しながらも、都会的で洗練されたムード。きらびやかな刺繍を施したジップアップブルゾンにはプチ・キュロットを合わせ、サーフスーツ風のトップスにはシフォンのロングスカートを重ねるなど、アクティブなシルエットにロマンティシズムが融合します。


後半に続くのは、1960 年代のオプティミズムを思わせる明るくポップな装い。メリハリのあるジオメトリック模様や軽やかなチュニックドレスがランウェイを彩り、華やかなムードでフィナーレを迎えました。

コーディネイトのポイントは、豪華なラインストーンのネックレスとフラットなスニーカー。このブランドらしい、エレガンスとリラックスのコントラストが光っています。































































Courtesy of DRIES VAN NOTEN
Photo Credit : GORUNWAY
Text: B.P.B. Paris