ホワイトをベースにしたパンクルックをゆる&スタイリッシュに
4曲目「アンボロス」でバンドステージに変わったタイミングで白ベースの衣装にチェンジ。ピュアホワイト、オフホワイト、英字新聞プリントなど様々なホワイトベースのテキスタイルを切り張りしたようなアイテムで、それぞれのスタイルを演出している。ランダムなコラージュやカットオフの仕上がりなど、ロックでストリートな雰囲気をまといつつ、リラックスなテイストにまとめられているのもメンバーらしさを感じた。横山裕はノースリーブTシャツにスリムパンツ、アシンメトリーなラップスカートでスパイスを。丸山隆平はラップスカートに太めのボンデッジパンツ。大倉忠義と安田章大はオーバーシルエットのシャツとショートパンツでストリート感をプラス。村上信五が着用していたシャツベスト、ハーフパンツにはシャツのディテールをドッキングしたようなリメイク風アイテムが際立っている。そして、バンドステージの締めには、SUPER EIGHTの代表的な名曲「オモイダマ」を学生のブラスバンドと披露するというコラボレーションを見せた。
80s風オーバーシルエットで見せるブルーのワントーンコーデ
ライブも中盤に差し掛かり、デビュー当時を振り返るエピソードトークが繰り広げられたMCタイム。衣装チェンジで登場した5人はブルートーンのバリエーション。スクエアでオーバーシルエットな雰囲気が 80sスタイルを彷彿させる。横山裕はラペルやフラップポケットにベロアがあしらわれたショートジャケット、丸山隆平はシャイニーな光沢素材が際立つロングコート、大倉忠義はフーディがドッキングされたベルティドジャケット、安田章大は飾りベルトがポイントのアシンメトリートップ、村上信五はフロントのドレープディテールがアクセントになったノーカラージャケット。5人の個性とスタイルに合わせたコーディネートとなっている。
3つのカラーを共有した衣装バランスが印象的だったステージだが、さらにバンドステージに移行した最後の1ルックは、リメイクTシャツやボンデッジパンツのロック&ポップなカジュアルスタイル。ヴィンテージ風なスタイルで、それぞれのメンバーカラーも少し意識したのでは?と感じるような配色も気になったところ。
20周年のアニバーサリーイヤーに突入したSUPER EIGHT。音楽を愛し、ステージを愛する5人とともに時間を刻んできた、エイターたちと一体になったパワフルな時間。
photographs: Norifumi Fukuda(B.P.B)
SUPER EIGHT
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