新たなグループ名「timelesz」を冠した、初めての全国アリーナツアー「We’re timelesz LIVE TOUR 2024」で、全国7都市25公演を完走した佐藤勝利、菊池風磨、松島聡。これまでもこれからも、彼らが胸に抱いているのは、Sexy Zoneの5名で描いた夢を、timeleszとして追いかけるという確固たる意志と覚悟。その切実な思いを乗せたこのツアーは、おそらく最初で最後になるであろう3人体制でのコンサートでもあった。その特別でかけがえのないコンサートで見えたものとは? あらためて7月23日(火)に横浜アリーナ公演から、衣装に着目しながら振り返ります。
timeleszのはじまり、白のオープニング衣装
会場を埋め尽くす観客たち、初めて目にするtimeleszのコンサートへの期待感と、それだけではなかったかもしれない様々な思いを胸にそのはじまりを待っていた。客席にも緊張感のようなものが感じられたように思う。そんな中でスタートしたオープニング映像に続いて、現れたのは白い衣装に身を包んだ彼ら。「RUN」と共に勢いよく飛び出した姿に、それまでの空気を一変させ、大きな歓声が熱く響く。真っ白の美しいセットアップに流れるように描かれた手書き風のラインは、動くたびにその様相を変えて彼ら自体が一枚の絵のようにも見えてくる。何より目を奪われたのは、背中に描かれた5枚の花びらから成る一輪の花模様。会場の前方から後方まで、全力疾走のスタートダッシュ。
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