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Perfumeが語る「私たちの衣装」
Perfume COSTUME MUSEUMトークイベント「Another Costume」
トーク内容(1部)をたっぷりお届け!

Perfume衣装「母親期」から「モノクロームエフェクト」、悔しくてたまらなかった思い出まで

スクリーンに映されたのは「OMAJINAI ☆ ペロリ」ジャケット写真!

のっち:すごいね、完全に第0章。

かしゆか:みんな知ってますか?初めて出したシングル「OMAJINAI☆ペロリ」ですね。

あ〜ちゃん:これは「もみじレーベル」から2002年3月21日にリリースした広島限定シングルです。この衣装は誰が用意したん?って。

のっち:誰だったか。

かしゆか:誰が用意したの?

あ〜ちゃん:これ、母さんらよ。

のっち:お母さんか!

あ〜ちゃん:うん、母さんらが「こんなんがあったわ」いうて。しかもこれ「OMAJINAI ☆ ペロリ」のパフォーマンスの時に着てたんじゃなくて、シャンプーの「トラブル」っていう曲を3人で歌ってオーディションとかでパフォーマンスした時に着てた衣装なの。これに赤いステッキを持って、「Uh-oh, we’re in trouble〜♪」って歌ってた時の衣装だったんだけど、撮影するのでなんか衣装を持ってきてくださいって言われて、持って行ったのがこれだったっていうね。

かしゆか:当時はこれが一張羅だったんだよね。

あ〜ちゃん: 一番新しい3人の衣装がこれだったんじゃね。面白いよ。胸に「USA」を掲げて。

のっち:だいぶ曲のコンセプトが違いますけど、夢を背負ってます!

かしゆか:じゃあ、続いていきましょう。こちらの衣装です!

かしゆか:こっちの印象の方が強いよね。2002年4月、「OMAJINAI ☆ ペロリ」のリリースの時にイベントで着てた衣装です。これもお母さんたちが見繕ってくれて……ここはもうPerfume衣装の「母親期」ですね。全てやってくれていました。

あ〜ちゃん:髪の毛にチョンチョンつけてね。これ3人ともつけとったよね。のっち、この時二つ結びじゃ!

のっち:これは発表会の写真。発表会では他の曲も歌うけん、それに合わせてたんだと思う。

あ〜ちゃん:大体、この頃はハーフアップで、のっちは黄色いチョンチョンつけとって。面白いね。この衣装は、制服売っとるところに買いに行っとったような印象だったけど。母さんが言っとった気がするんよ。ほいでベストも買ってきて。ワッペンはアイロンでつけてくれた。

のっち:そうだったんだね〜!

あ〜ちゃん:うん、制服っぽく見えるようにって。3色違う色のスカートは、他の人に見せたら真似されるかもしれんけ、見せんようにして(笑)。

のっち:厳しい世界や、アクターズスクールも。

かしゆか:それぞれにみんな衣装を作ってたから、より良いものを!みたいなところがあったよね。

あ〜ちゃん:じゃけ、ぎりぎり本番までこの衣装を見せんけんね。本番直前まで違う衣装を着てました。

かしゆか:他のいろんなイベントや広島で発表会に出る時も、大体、お母さんたちが生地店に行って衣装を作ってくれて。キャラクター柄のワンピースの上にエプロンをつけたりしてました。こう いう衣装のほうがもっと踊りがかっこよく見える!とかも、 全部お母さんたちが一生懸命考えてくれて、Perfumeというものを作ってくれてましたね。そんな「母親期」でした。

のっち:続いては、こちらの衣装です!

「スウィートドーナッツ」ジャケット写真が映し出されて。

のっち:上京しましたね。 2003年8月6日リリース 「スウィートドーナッツ」のジャケット写真です。Perfumeの全国発売版インディーズファーストシングルで、中田ヤスタカさんに初めてプロデュースしてもらった曲です。上京して、初めてやっと全国でインディーズデビューできた曲のジャケット衣装は、誰が……?

あ〜ちゃん:これはUSHIKOさんよ。当時、私たちはBEE-HIVEっていうアミューズのプロジェクトに入っていて、いろんな新人女性アーティストが集まって16人でやってたんだけど、そのスタイリストさんがUSHIKOさんだったの。あゆとかもやってるスタイリストさんで、ほんといい人だった。それでこの衣装を着て、名古屋のセンチュリートゥエンティーワンの……

かしゆか:「オアシストゥエンティーワン」 ね (笑)。

あ〜ちゃん:それそれっ。 そのプロモーションもこのお衣装で出て。このPV撮影は寮だったんですよ 。

かしゆか:寮のキッチンじゃない? 

あ〜ちゃん:そうそう。白いつなぎのスカートに羽が生えてるみたいな衣装も着たよね。人形が縫い付けてあるポシェットつけて、人形の目が、飛んどるやつね!あれもUSHIKOさんだったね。

かしゆか:イベントはそっちの衣装で出てたよね。

あ〜ちゃん:これ、インナーが白いベアトップやったんよ。

かしゆか:キャミソールがスッケスケのシースルーだったんです。

あ〜ちゃん:じゃけ結構セクシーよ、これ。下にはいてたのは、この時代のいわゆる「カプリパンツ」よ。白の。カプリパンツってちょっと丈の短いズボンで、それが当時流行っててね。この衣装、可愛いし、センスいいよね。当時はなんでのっちが黄色じゃないんだろうって思ってたんだけど、今見ると、この色だったほうがおしゃれだよね。黄緑のほうが。

のっち: 確かに〜!

あ〜ちゃん:ピンク、水色、黄緑ってめっちゃおしゃれ!この時も、やっぱ3色で着とるよね。「母さん期」のイズムが引き継がれたんですね〜。続いてはこちらの衣装!2004年です。

「モノクロームエフェクト」ジャケット写真

かしゆか:お金がかかり始めました!

あ〜ちゃん:はい!2004年3月17日リリース 、「モノクロームエフェクト」の衣装です。これは、関 和亮監督がジャケット写真を撮ってくれました。多分、関さんが「こんなのがいい」って言ったんかと思ったけど。これもUSHIKOさんが作ってくれとった。 

かしゆか:ここからちゃんと「作りの衣装」って感じだね。

あ〜ちゃん:なんか大きなリボンとか可愛いくなーい?ってUSHIKOさんが言って、こうなったんだよね 。 

かしゆか:全部エナメルでね。リボンの縁は「3色」を引き継いでるね。これを着ていっぱい地方で営業してたんです。ボウリング場やら、いろんなところに行きました。

のっち:ブーツもエナメルで、暑い時期にこれを履いて踊ると、もうふくらはぎから汗かいてね。

かしゆか:なんかブーツのサイドのちょっとした窓みたいなところが結露してきたりしてね。

あ〜ちゃん:くもるんよ。

かしゆか: つら〜い!可愛くなーい!(笑)

あ〜ちゃん:ほんと頑張ったよ。 頑張ってたくさん着てました。……なんか小情報が書いてある(と言って手元のiPadを見る)。もっさん(マネージャーの山本史朗さん)いわく、この衣装を切った思い出があるとか? 

かしゆか:ライブの演出で、この衣装をマネキンに着せたんだよね。2007年のライブ「感謝! 感激!ポリ荒らし! ~あらためまして Perfumeです~」で「Perfumeの掟」をやった時に、マネキン=過去の自分と向き合うっていう演出があって、そのマネキンに着せる時に衣装を切ったみたい。

あ〜ちゃん:マネキンに着せるのは大変じゃもんね。脚を通すと時間がかかるけ、ビーって衣装を切って、すぐ着せられるようにしたんじゃね。

のっち:今考えると、ずいぶん大胆なことをしてましたね。未来に衣装展があるなんて考えてない頃だったから。 

かしゆか:そうだよねぇ。 その後、Perfumeは 2005年9月にメジャーデビューをするのですが、そのデビュー直前の5月にはこんな衣装を着ていました。こちら!

【2005年 ひろしまフラワーフェスティバルの衣装の写真が映される】

かしゆか:えっと、部活かな……?(笑) 2005年の「 ひろしまフラワーフェスティバル」の衣装ですね。衣装を誰が用意したかというと、自分たちで原宿に買いに行きました。

あ〜ちゃん:500円か、300円だった気がするよ、このTシャツ。原宿にある1着300円!みたいな店がよう流行っとって、そこで買いました。

のっち:胸元に3匹うさぎの絵が描いてあって、それが「Perfumeじゃ!」って言って気に入った覚えがある。

あ〜ちゃん:これでPerfumeだったら、もう大体Perfumeよ(笑)。しかもここに「ラブイット」って書いてあるんだ けど 「ラビット」とかけてあるんだね !

かしゆか:この時って、広島のみんなが送り出してくれて上京した中で、故郷に帰りますっていうステージでね。アクターズスクールの子たちが出るステージと同じ、「さくらステージ」 っていうところに出してもらったんですけど、 アクターズスクールのみんなのほうが、私たちの300円や500円の衣装よりもっと凝った衣装を着とってね。すごい複雑な思いだったんです。

あ〜ちゃん:東京で活動していると、本当に少しずつだけどライブハウスが大きくなっていったり、目の前にいるお客さんの数が増えているのを実感していたから、コツコツ自分たちなりに努力して成果が出ていたと思っていたんだけど、広島にまでは、まだそれを持って帰れるような感じではなかったんだよね。だから、なんだろう……すごい惨めな感じだったよね。そこにアクターズスクールの先生たちもおってさ、先生たちは自分の娘のようにスクール生に接するから、「あんたら見すぼらしいので帰ってきたね、ハハハ!」みたいに言ってて(笑)。それが愛なんだけど、当時うちらは若いし、普通に傷ついちゃってね。もうこれは悔しかった。ほんま悔しかった。 ほいで、この時うちらの後にコブクロさんが出たんよね。コブクロさんのファンの人たちが「さくらステージ」の前にめっちゃ座って待っとって、そこでパフォーマンスしました。

かしゆか:すぐ帰りますので!! みたいなね。

あ〜ちゃん:もう、すぐやって帰りますので 、コブクロさんはこの後出てきますので、少しだけすいませんが、あの、お邪魔しまーーす!とか言ってやってね。惨めでした。

かしゆか:悔しい、悔しいってね。

あ〜ちゃん:悔しかった!これは忘れん、刻まれとる。だからこの衣装は「自分たち期」 でしょうかね。この後から自分たちで衣装を選ぶことが増えていきます。

のっち:はい。メジャーデビューしたからといって安心してはいけません!メジャーデビュー後も、自分たちで衣装を用意してイベントに出演していた時期もあります。それが、こちら! 

NEXT: 「ポリリズム」の衣装、実は…

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