パリからTGVとローカル線を乗り継いで約4時間。ランデルノーは、ブルターニュ地方北西部に位置する、人口1万6,000人の小さな町です。

ブレスト湾へと続くエロルン川。
中心を流れるエロルン川に架かるロアン橋の上には建物が建ち、今も人々が暮らしています。17世紀の石造りの街並みとともに、ここならではの景観をつくり出しています。

エロルン川に架かる人が住むロアン橋。
地域の文化を象徴する存在が、ミシェル=エドゥアール・ルクレール氏( Michel-Édouard Leclerc)が設立した「エレーヌ&エドゥアール・ルクレール文化基金」です。「すべての人に開かれた文化」を理念に掲げて、国内外の美術館や文化機関と連携しながら、質の高い企画展を開催し、ブルターニュを代表する文化拠点として多くの来館者を集めています。

ミシェル=エドゥアール・ルクレール氏。
「ブルターニュのためだけの美術館ではなく、世界の優れた芸術を迎える場所にしたかったのです。この街で大規模なウォーホル展が開催されたことは、“ランデルノーで実現した私たちのアメリカンドリーム”なのです」とルクレール氏。
この小さな町から世界へ向けて文化を発信する挑戦は、これからも続いていきます。
Photographs:濱 千恵子 (Chieko Hama)
Text:B.P.B. Paris
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