LOOK2 “チャオピンク”で、コケティッシュな人魚姫に

山田さんが演じた、天真爛漫でまっすぐな人魚姫のチャオは、不安な気持ちが残っていると魚の姿に、心を許した相手の前で人魚になるというキャラクター。
魚の時のチャオは、コーラルピンクがトレードマーク。そのカラーや尾ひれの愛らしいイメージをスタイリングに落とし込んだ。コケティッシュな魅力たっぷりの人魚ルックが完成。
ビジュートップ ¥53,900、スカート ¥209,000、シューズ ¥56,100 チカ キサダ/中に着たトップ ¥26,400 シモーネ ワイルド(フィルグ ショールーム)/ヘッドピース 参考商品 リサ タオカ/ネックレス ¥99,000、イヤリング ¥58,300(2個セット)スワロフスキー・ジュエリー (スワロフスキー・ジャパン )/タイツ スタイリスト私物



— まさに山田さんの声のチャオからは、育ちの良さがほのかに香ってきたり、天真爛漫さを感じたりして、どういう子かがすぐに伝わってきました。
山田杏奈:本当ですか!すべてが難しくて、常に必死だったので嬉しいです。
— チャオのあのまっすぐな純粋さ、素敵ですよね。
山田杏奈:本当に。あんなふうにはなれないなって私は思います(笑)。一途で、ある意味世間知らずな育ちの良さがあるのかな。けれどしっかりした一面も持ち合わせていて、「自分の生活に必要ないものは、そんなにたくさんいらないのよ」のように言って、色々なものを手放したりして。素敵な性格をしているところが随所に出ていますよね。
— キャラクター然り、物語も心に残っています。違う個性を持ったもの同士の共生がファンタジーを通して描かれていて、今の時代にまさに必要な作品じゃないかなと思いました。
山田杏奈:異なる人種も生物もどんどん混ざり、境目がなくなっていくような世界でどう生きていくか……ということのヒントとまではいかないけれど、「ああ、こういう形があるんだ」ということを描いている作品で、互いをつなぐのは愛情なんだなと思いました。
ファンタジーとして描かれているからこそ、身にしみて考えなければと思う部分があります。
— あんなふうに、それぞれを思いやって生きられたら理想的ですよね。
山田杏奈:現実は単純にいかないことばかりだと思いますし、様々な問題が横たわっているけれど、『ChaO』の中で描かれていることは素敵な希望ですよね。
チャオのようにはなれなくても、あの素敵さを心に留めていたい、と思える作品です。


映画『ChaO』

『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』など、数々の話題作を手掛けてきた「STUDIO4℃」が、7年の制作期間をかけ、作画総数10万枚以上の超緻密なアニメーションで紡ぎ出した最新作。人間と人魚が共生する近未来を舞台に、人間の青年・ステファンと、人魚王国のお姫さま・チャオの恋の物語を描き出す。
船舶を作る会社で働くサラリーマンのステファンは、ある日突然、出会い頭でチャオに求婚される。「人間と人魚の友好関係が生まれる!」と騒ぎ立てられた二人は、周りに流されて結婚。はじめは互いの違いに戸惑いながらも、徐々に心を通わせていく。アンデルセンのおとぎ話「人魚姫」から着想された、キュートな恋の物語。
監督:青木康浩
声の出演:鈴鹿央士、山田杏奈、シシド・カフカ、梅原裕一郎、三宅健太、太田駿静、土屋アンナ、くっきー!、山里亮太
配給:東映、アニメーション制作:STUDIO4℃
全国公開中。©︎ 2025「ChaO」製作委員会
WEB : https://www.chao-movie.com/
Anna Yamada
2001年1月8日生まれ、埼玉県出身。2011年に「ちゃおガール2011★」オーディションでグランプリを受賞し、芸能界入り。その後は俳優としてのキャリアをスタートさせ、’18年には映画『ミスミソウ』で初めて主演に抜擢。以降も、映画『ひらいて』(’21年)や『山女』(’23年)、ドラマに多数出演。『山女』では第15回TAMA 映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、多彩な演技力で一躍注目を浴びる。映画『ゴールデンカムイ』や『正体』(ともに’24年)での好演により、日刊スポーツ映画大賞・助演女優賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『正体』では日本アカデミー賞優秀助演女優賞も受賞。最注目の若手実力派俳優。
お問い合せ先:
ヴィヴィアーノ
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スワロフスキー・ジャパン
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ディムアットヌーン
TEL 03-6805-2445
フィルグ ショールーム
TEL 03-5357-8771
リサ タオカ@risa_taoka
「山田杏奈のお気にめすまま」vol.2は9月15日公開予定。お楽しみに!