
奈良美智《Agent Orange》 2006年個人蔵© NARA Yoshitomo, 2025
日本で生まれた多様な美術表現に光をあてた展覧会『時代のプリズム:日本で生まれた美術表現1989-2010』が、香港M+との協働キュレーションにより、国立新美術館にて開催中。
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大竹伸朗《網膜(ワイヤー・ホライズン、タンジェ)》 1990–93年 東京国立近代美術館蔵 © Shinro Ohtake. 撮影:大谷一郎
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森村泰昌《肖像(双子)》 1989 年 所蔵:森美術館、東京 © MORIMURA Yasumasa. 展示撮影:武藤滋生

ダムタイプ《S/N》 1995/2005年 作家蔵 撮影:WOWOW(1995年 スパイラルホール、東京) 編集:高谷史郎 写真:高谷桜子

イ・ブル《受難への遺憾―私はピクニックしている子犬だと思う?》 1990 年 作家蔵 © Lee Bul. Courtesy of the artist
冷戦体制が終わり、人、ものが行き来するグローバル化によって、国際的な対話が大いに促進された1989年から2010年の間に焦点をあてた本展。
大竹伸朗や奈良美智をはじめとした国内外の50を超えるアーティストの作品を通して、約20年の間に日本でどのような美術が生まれ、どのような表現が発信されたのかを検証。
また、3つの章を軸に多面的な視点から美術表現が考察された。戦争や戦後問題に向き合い続ける探求、アイデンティティやジェンダーなどを自他の視点の中で問う実践活動、コミュニティとの関わりや新たな関係性の構築の可能性を探るプロジェクトから、複数の視点を横断的に体験しながら鑑賞することが出来る。
『時代のプリズム:日本で生まれた美術表現1989-2010』
会期:開催中~2025年12月8日 (※9/23以外の火曜、9/24休)
時間:10:00~18:00(※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで)
場所:国立新美術館 企画展示室1E
東京都港区六本木7-22-2
観覧料:一般¥2,000、大学生¥1,000、高校生¥500(※中学生以下、障害手帳をご持参の方(付き添い1名含む)は入場無料)