
撮影:ニコ・ペレズ
『装苑』2025年12月号の特集は
KNIT
編むクリエイション
俳優、杉咲花さん×南琴奈さんと山田杏奈さんによるニットのファッションストーリー
Motohiro Tanji、CFCLが魅せるニットクリエイティビティ
當真あみさん(俳優)、木全翔也さん(JO1)らのニット愛と手作り作品を披露!
蜷川実花さんの連載では話題の俳優、髙石あかりさんがハイモードスタイルで初登場!
増田貴久さん(NEWS)はデザイナーの落合宏理さんとクリエイティブ対談
装苑男子では、初登場の佐野晶哉さん(Aぇ! group)が多彩なファッションスタイルに挑戦
今、まさにニット流行りと言ってもいい。それは決して秋冬というシーズン的なことだけではなく、着ることに加えて作ることもハマっている老若男女が続出し、我流で編んだアイテムでおしゃれを楽しんでいるようだ。また、市場のニットは、エッジの効いたデザインに注目が集まり、ルーズ&パンクに着るのが今年流でもある。
そんな話題のニットにスポットをあて、本誌の12月号では、着る、見る、知る、作るを楽しめる特集にしています。
表紙と巻頭では、現在公開中の映画『ミーツ・ザ・ワールド』で共演する俳優、杉咲花さんと南琴奈さんが、また、装苑ONLINEで連載中の山田杏奈さんによるエモーショナルなファッションストーリーに注目です。
ニットをメインにアーティスティックなプロダクトを展開するブランドや作家のクリエイションと、そのこだわりを追求した企画や俳優の當真あみさん、アーティストの木全翔也さん(JO1)をはじめとする、ニット愛好家の方々に作品をお披露目してもらい、ニット愛を語ってもらうなど、幅広い切り口で構成しています。
特集以外では、蜷川実花さんの連載に俳優の髙石あかりさん、「装苑男子」で佐野晶哉さん(Aぇ! group)が本誌初登場!
増田貴久さん(NEWS)の連載「MFBB」では、ファセッタズムのデザイナー、落合宏理さんと5年ぶりにクリエイティブ対談を決行。様々な角度からファッション&デザインに特化した企画を楽しんでいただけます!
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写真:ニコ・ペレズ
杉咲 花と南 琴奈
Linking Us 私たちをつなぐニット
10月24日公開の映画『ミーツ・ザ・ワールド』(監督:松居大悟)。近年、話題作への出演が相次ぎ、その演技力から多くのファンを獲得する杉咲 花さんが主人公の由嘉里を、新鋭の南 琴奈さんがキーパーソンとなるライ役を演じています。そのお二人をお迎えして、ニットのファッションストーリーを撮影。映画撮影で仲が深まった二人の温かな関係性が伝わるファッションビジュアルと、『ミーツ・ザ・ワールド』の舞台裏を二人自身が率直に語る対談をお届けします。撮影は本作のスチール撮影も担当したニコ・ペレズさんが行い、映画の世界観を踏襲しつつも、ファッションストーリーとして魅力的なイメージが完成しています。

コラージュ:M!DOR! / 写真:亀井隆司
命を宿すデザイン Motohiro Tanji
日本のファッションシーンにおいて、その芸術的なニットのクリエイションで一目置かれる「MotohiroTanji」のクリエーションに着目。さらに、その独創的な「Motohiro Tanji」のニットを使ったアートワークをコラージュ作家・M!DOR!さんとともに制作。英国のテキスタイルメーカーで編み地を開発していた経験から、今もまずは編み地、そこからいかに編み目が広がり形を成していくのかを自身の手で感じながらクリエイトしているという。「Motohiro Tanji」のデザイナー・丹治基浩さんに、その生命をやどしているかのようなニットを生み出す思考についてたっぷりとお話を伺いました。

写真:小田まゆみさんの作品

写真:編み物☆堀ノ内さんの作品

写真:村上亮太さん手がけるpillingsの2025-26年秋冬コレクション
ニットを愛するクリエイター&デザイナーが極める道
昨今、日本だけではなく世界中で空前の編み物ブームが到来しています。なぜ毛糸から生まれるニットはそれほどに人を魅了するのでしょうか? 毛糸が、そして編み物が好きすぎて……ニット愛が過ぎて、ニットの世界を突き進まずにはいられない。そんな11名のクリエイター&デザイナーへの取材を敢行。11名の11のニットの愛で方、作り方がここにあり。
小田まゆみ/村上亮太/Maro Kuratani/小髙真理/編み物☆堀ノ内/村上亜樹/梶井良晃/小林 花/ハ・ジュミ/zumi/sh.ke.em

写真:矢吹健巳(W)
新しい時代に向かう、CFCLの 哲学
ブランド設立5年を迎え、ニットブランドとしての存在感を確立してきたCFCL。2025-‘26秋冬のグラフィカルでスタイリッシュな最新アイテムをまとったファッションページをお届けします。また、後半では革新的なニットについて深掘り取材。独創的なクリエイターであると同時に、戦略的な経営者でもある、代表兼クリエイティブ・ディレクター高橋悠介さんに、クリエイションに対する考え方を中心にしたインタビュー。そして、最先端のホールガーメントのニットが作られる、CFCL Knitting Lab.を訪ねました。

STELLA McCARTNEY 2025-’26AWコレクションより

Johnstons of Elgin 2025-’26AWコレクションより
ニットって本当にサステイナブルなの?
古代より人々の暮らしとともに在り続けてきたニット。その歴史は古く、さらに現代においてはもっともサスティナブルな素材であると言われています。一本の毛糸から“編む”という行為を経て、様々なアイテムへとその姿を変えていき、形を成す。さらに、編んではほどきを繰り返すことも可能です。ですが、ニットって本当にサスティナブルなのでしょうか?
ファッションシーンにおいて、その立ち位置や思考において異なる4つのブランドそれぞれのアプローチに注目しながら考えてみました。

写真:松岡一哲
山田杏奈のニット散歩
俳優の山田杏奈さんが、お気に入りのニットを着てあちこちお散歩をしたら?
人気写真家の松岡一哲さんが、山田さんのキュートなニットの着こなしを写真に収めました。また、自身で編み物をするほどニット好きの山田さんが、ニットにまつわるエピソードや大切にしているニットについて語るインタビューも掲載しています。


写真:土屋純(文化出版局)(上下)
私たち編むことに夢中です
編み物を趣味にしている俳優やモデル、アーティストとして活躍する方々に、編むことの魅力について語っていただきました。編み始めたきっかけや楽しみ方は人それぞれだけど、編むことに夢中!という気持ちは共通。そんな編み物への思いがあふれるエピソードとともに、実際に制作したアイテムを身に着けた撮りおろしポートレートも掲載。
當真あみ/BEBE/上山蓮太郎/木全翔也(JO1)/帰山ある/YUKI BENIYA

写真:岩渕一輝(TRON)
パンクに着こなすニットたち
ダメージニットやインパクトのあるモチーフ使い、ヴィヴィッドカラーなど、コーディネートの決め手になるニットアイテムがバリエーション豊かに勢揃い。ほっこりしがちなニットを、今シーズンはエッジーな気分でパンクに着こなしたい!ボリュームのあるストールや、スタイリングのスパイスになるニットアクセサリーは、この秋冬活躍しそう。モデルにSUMIREさんを迎えたパンクなファッションページをお楽しみに!

写真::福田典史(文化出版局)
野口智子と編む 毛糸のパンツ&ニット帽
ガーリーな中に見せるポップな世界観が魅力のニット作家・野口智子さん。文化出版局より刊行された著書である『わたしのセーター』から、毛糸のパンツとニット帽の2アイテムの作り方を製図つきでお届けします。ここでしか読めない野口さんのワンポイントアドバイスとインタビューも掲載。
NEXT 増田貴久さん、髙石あかりさん、佐野晶哉さんほか、盛りだくさんの内容をご紹介!
編み物好きには読んでほしいとっておきの話も、ぜひ。