9月29日から9日間の日程で、2026年春夏パリ・ファッションウィークが開催され、110を超えるブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目コレクションや話題のトピックスをご紹介します。

Photo: Olivier Baco
イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)はポンピドゥー・センターにて、「Being Garments, Being Sentient」と題したコレクションを発表。

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「衣服は意識を持つのだろうか?」との問いから着想を得たそうで、服に対する既成概念を取り払い、自由で革新的なデザインを追求。衣服を単なる被服ではなく、意思や感覚を備えた“生きた存在”と見立てることで、着る人と衣服の関係性を再考し、新たな表現の可能性を探っています。

複数のポケットに、カップやプラスチックボトルを入れてボリュームを生み出すなど、意外性のあるシルエットの提案も。日常的なアイテムをベースにしながらも、衣服に自律性を与えるアプローチが見られました。

ショー音楽を手がけたのは、アーティストで作曲家のタレク・アトゥイ(Tarek Atoui)。自然音と電子音が溶け合い、観客を包み込むような没入的サウンドスケープが広がりました。






















































All Photos © ISSEY MIYAKE INC.
サウンドスケープ: Ophélie Maurus
Text:B.P.B. Paris