2022-’23年秋冬パリ・ファッションウィークが開催。
必見コレクションや話題になったことなど、今シーズンのハイライトをご紹介します。
ジバンシィ(Givenchy)はパリ近郊のスタジアムにガラスのランウェーを設置し、メンズとウィメンズのコレクションを発表。
オートクチュールのセンシビリティをデイリーウェアに応用した今シーズンは、一見普通に見えるものを非日常へと昇華。クリエイティブディレクターのマシュー・M・ウィリアムズがこれまでも提案してきたラグジュアリーと実用性の融合を際立たせています。
華麗なラッフルドレスには機能的なスポーツの要素が取り入れられ、無数のパールが散りばめられたユーズドデニム、ロックテイストのTシャツとフォーマルなジャケットの組合せなど、コレクションは日常の気楽さと特別な日の優雅さが共存。黒いガチョウの羽根で作られたアザミの装飾や存在感のある大振りのジュエリーも目を引きました。
Text : B.P.B. Paris