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簡単スイーツレシピ
#3 中川たまさんの〈焼きいもタタン〉

2023.10.20

撮影・宮濱祐美子

秋の初めに装苑オンラインがおすすめするスイーツレシピは、焼きいもをどーんと一本使った簡単ケーキ、その名も「焼きいもタタン」。もちろん焼きいもはそのままでも甘くておいしいのですが、少し手を加えることでとってもおしゃれなスイーツになるのです。スーパーやコンビニの焼きいもを使うもよし。時間があれば焼きいもから作るもよし。秋の訪れを食から感じてみるのはいかが?

〈焼きいもタタン〉
1本丸ごと、焼きいもを型に入れて作ります。ジューシーな焼きいもときめ細かな生地がぴったりで、仕上げにラム酒やブランデーなどを刷毛でぬってしみ込ませてもいいでしょう。

 材料(16.5×7×高さ8㎝のパウンド型1台分) 
焼きいも(紅はるかなど)・・・・・大きめ1本分(約400g)
とき卵・・・・・・1 1/2個
バター(無塩。室温に戻す)・・・・80g
きび砂糖・・・・・・・・・・・・・60g
メープルシロップ・・・・・・・・・大さじ1
A
薄力粉・・・・・・・・・・・・・80g
・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/4

 作り方 
 焼きいもは皮をむき、縦半分に切る。
 オーブンシートを敷いた型にメープルシロップを入れて底に広げ(a)、その上にを敷きつめる(b,c)

(a)

(b,c)

 ボウルにバター、きび砂糖を加えてハンドミキサーでクリーム状になるまで撹拌する。卵を少しずつ加え、その都度混ざるまで攪拌する。Aをふるい入れ、ゴムべらでさっくり混ぜ合わせる。に流し入れる。
 180℃に温めたオーブンで40分〜45分焼く。

焼きいも作り方
 さつまいもはよく洗い、皮つきのままアルミホイルに包む。
 160℃に温めたオーブンで好みのかたさになるまで焼く。(250g前後の物1本なら約80分)。

*焼きたてもおいしいですが、いったん冷蔵庫に入れて冷やすと、より甘さが引き出されます。


中川たま

料理研究家。兵庫県生まれ。アパレル勤務を経て、自然食品店勤務の後、2004年ケータリングユニット「にぎにぎ」をスタートさせ、2008年に独立。現在は神奈川県・逗子にて夫と娘の3人暮らし。月に数回、自宅にて季節の野菜や果物を大切にした料理教室を開催。雑誌や書籍での、シンプルな器使いや洗練されたスタイリングも人気『つるんと、のどごしのいいおやつ』(文化出版局)、『たまさんの食べられる庭 自然に育てて、まるごと楽しむ』、『自家製の米粉ミックスで作るお菓子』(共に家の光協会)、など著書多数。
Instagram:@tamanakagawa

〈焼きいもタタン〉は、中川たまさんの著書「いも くり なんきん、ときどきあんこ」からピックアップしてご紹介しました。女性が大好きなお芋や栗、かぼちゃ、あんこを使った和や洋のお菓子のレシピがたくさん。ちょっぴり手間のかかるものもありますが、そこは手作りの醍醐味です。秋の夜長にぜひスイーツを作ってみませんか?

「いも くり なんきん、ときどきあんこ」
中川たま
文化出版局
1,600円(税別)
WEB:https://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579214402/

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