岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世の6人から成る美 少年。グループ結成8年目を迎えたこの春、過去最多となる全国5都市17公演を巡るアリーナツアー「美 少年 Arena Tour 2024 Gates+」に挑んでいる。テーマから演出、セットまでメンバー全員でこだわり抜いたという渾身のアリーナツアーも後半戦。マリンメッセ福岡A館、そして大阪城ホールまでのラストスパートへ向けて、3月30日(土)の横浜アリーナで開催された昼公演の様子を衣装に着目して振り返ります。
美 少年らしく、真っ向から麗しく艶やかに。
Photographs: Norifumi Fukuda(B.P.B.)
ツアータイトルの「Gates+」には、メンバー6人の個性が新しい扉を開くという思いが込められている。その思いを託したかのように、6つの扉がステージに並ぶ。会場には観客の期待とときめきが伝播し、これまで以上の熱気が今か今かとそのはじまりを待っていた。そして遂にその幕があがると、美 少年のグループ名にふさわしい華麗なオープニング衣装で颯爽と6人が登場した。揃いのオープニング衣装は、パープルを基調にした総スパンコールの襟高のコート。ウエストを少し幅広のベルトでマークすることで凛々しくも、動きによって見え方が変わる裾の広がりが美しく、金糸の刺繍やパイピング、装飾のフリンジなどによってさらにゴージャスに。しかし、肩や袖などに配されたエメラルドグリーンやパンツのコバルトブルーが、そこにシックな趣をプラスしているよう。
まさにストレートに美 少年らしさを映し出すようなオープニング衣装をまとい、美 少年のオリジナル曲シリーズを息つくまもなく歌い上げる華やかなスタートダッシュにボルテージがあがる。 ソロでは、何年もこの曲に取り組んできたという那須雄登が挑んだKis-My-Ft2の「Think u x.」ではパワフルに踊り歌い、それに続いた金指一世によるKing & Princeの「ichiban」に得意のラップを組み込んで、しっかりとらしさを発揮した。
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