
photographs : Jun Tsuchiya(B.P.B.) / text : SO-EN
オーディションプロジェクト「応援-HIGH ~夢のスタートライン~」で結成、HYBEが手掛けるJ-POPボーイズグループaoen(アオエン)が、6月11日(水)にDebut Single「青い太陽(The Blue Sun)」をリリース。
デビューシングルのリリースを記念して、6月11日(水)にZepp Hanedaにてデビューショーケース「青い太陽 (The Blue Sun)」が行われた。そこで披露されたのは、青い炎が暗闇の中ですら輝く様子を表現した「Blue Flame」とポジティブなエネルギーと情熱が込められたデビュー作「青い太陽 (The Blue Sun)」。その2曲のパフォーマンスと、トークの様子をレポート!
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aoen
2025年4月に結成された、優樹(YUJU)、琉楓(RUKA)、雅久(GAKU)、輝(HIKARU)、颯太(SOTA)、京助(KYOSUKE)、礼央(REO)の7人で構成される新世代J-POPボーイズグループ。グループ名には「最も熱い炎の色である青色で世界を満たす情熱の疾走」「みんなを応援するグループ」という2つの意味が込められている。
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本公演には、抽選で当選した多くのaoring(アオリン、ファンの呼称)が来場。公式グッズやメンバーのフォトカードを身に着けたり、この日のために手作りで作成したスローガンを手にしているaoringの姿も。

会場が暗転し、aoenのイメージカラーでもある青色に染まった舞台にメンバーが上がると「Blue Flame」のパフォーマンスでショーケースがスタート。「Blue Flame」の振付は、ダンサー・振付師のYUMEKIが担当。青い炎が暗闇の中ですら輝く様子を表現し、7人のダンススキルが際立つエネルギッシュなパフォーマンスが見どころ。


メンバーは大胆なダメージ加工を施したデニムに、ブルーカラーのアイテムをそれぞれのスタイルに合わせて取り入れた、パワフルかつスポーティな着こなし。
司会・進行を務めたのはK-POP評論家の古家正亨さん。1曲目のパフォーマンス終了後、aoringからの大きな拍手とともにメンバーが再び登場すると、7人で声を揃えて「We Are The Blue Sun! こんにちは、aoenです!」と挨拶。

優樹(YUJU):「aoenのリーダー兼パパを務めております!サッカーと料理が得意な埼玉県出身の22歳、優樹です!」淡いブルーのオンブレチェックシャツにダメージのきいたTシャツを重ねた、スタイリッシュなカジュアルスタイルがよく似合う。

琉楓(RUKA):「イルカよりも綺麗なaoenのサブリーダー兼ママを務めております、宮崎県出身、21歳の琉楓です!」腰に巻いた星柄のスカーフと鮮やかなイエローのキャップを後ろ向きに被り、楓のキャラクターが際立つ快活なコーディネートで存在をアピール!

雅久(GAKU):「長野県出身、21歳の雅久です。僕は、幅広いコンセプト昇華、幅広いダンスパフォーマンス、そして幅広い肩が魅力的!」雅久のスタイルを際立たせるトップに、シースルー素材で抜け感がプラスされたストリートスタイルを披露した。

輝(HIKARU):「群馬県出身の20歳、白鳥のプリンスを務めております、輝と申します!」ノースリーブのオンブレチェックシャツに、腰履きしたデニムの下には“aoen”のロゴが覗くという、高身長のスタイルを生かした着こなしで会場を魅了した。

颯太(SOTA):「東京都出身、19歳、ミステリアスな猫担当、颯太です!」ストリートテイストなヘッドバンドやベルト、ループのブレスレッドなどのアクセサリー使いで遊び心をきかせて、独自のスタイルで個性を発揮した。

京助(KYOSUKE):「僕はaoenの太陽を担当しているんですけど、今日もやってほしいことがあって!オレンジ太陽って言ったら、みんなでサンサンサンって言ってもらいたいんですけど、いいですか?大きい声でお願いします。せーの!オレンジ太陽?」
aoring:「サンサンサン!」
京助(KYOSUKE):「バッチリです!京助です!」注目したいのは、ボトムの着こなし。大小のカラフルな缶バッジでカスタムしたダメージパンツと、左右非対称のソックスのレイヤードがなんともキュート。

礼央(REO):「僕は、宮城県出身、ボーカルが得意なaoenの歌うリス・ウサギ、17歳の礼央です!」炎のようにアレンジされたヘムが目を引くショート丈トップに、パンツのレイヤード、小物にイエローの差し色を加えるといったトレンド感とエネルギー溢れるスタイルが、礼央にマッチ。
デビューを迎えての心境、今後の活動の意気込み

優樹(YUJU):デビューはずっと目指してきた夢だったので、自分の人生をアーティストとして捧げられることが本当に嬉しいなと思います。努力し続ける、常に成長し続ける、そんなアーティストになりたいです!
琉楓(RUKA):aoenはいい意味で着飾ることができないグループなんですけど、これからも僕らの素の部分をお見せしていくつもりなので、aoringの皆さんにも見たものをそのまま感じ取っていただいて、ぜひポジティブな活力などにしていただけたら嬉しいです!
雅久(GAKU):長い間僕を応援してくださった皆さんに本当にこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいです。そして、お待たせいたしました!これから起こる全てのことに期待したいですし、aoringの皆さんともっともっと大きい存在になっていきたいと思います。
輝(HIKARU):ずっと追いかけてきたデビューという夢が叶ったと思うと、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。これからは僕が皆さんにたくさんの愛を届けて、aoenとして日本で一番熱いグループにします!
颯太(SOTA):他のメンバーと違って経験が少ない中、オーディションという場所に挑戦させていただいて、いろいろ苦戦する場面が多かったのですが、こうしてデビューという形を迎えられて非常に嬉しいです。ある面では僕がリードしたり、僕が一番輝けるような存在になりたいです。
京助(KYOSUKE):練習生期間からずっと過ごしてきたメンバーと、今日デビューを迎えられてすごく嬉しいです。これからはaoenを知らない人にも、僕たちのパフォーマンスや楽曲を通じて、少しでも前向きな気持ちになっていただきたいです!
礼央(REO):僕は、練習生の頃からたくさんの人を幸せにできるようなアーティストになりたいと思っていたので、実際それができるようになると思うと本当に嬉しい気持ちです!大きな存在になっても一人一人の方々を幸せにできるようなアーティストになれたらと思っています。
デビューシングル「青い太陽 (The Blue Sun)」について

優樹(YUJU):このシングルには、僕たち7色のaoenがそれぞれの色で輝き、その熱いエネルギーで太陽になるという思いが込められています。aoenというグループそのものを表現していて、ポジティブさとか、情熱を詰め込んだ作品です。
Q,それぞれの楽曲についてお気に入りのポイントは?
「青い太陽 (The Blue Sun)」

礼央(REO):京助君の“辛い夜から救い出すから”っていうメッセージがあるのですが、自分がアーティストを目指したいと思ったきっかけでもある意味が込められた歌詞なので、ここが特に好きなパートです。
京助(KYOSUKE):歌詞の中に“完璧じゃつまらない”だったりとか、“昨日の迷いはgone”という言葉が入ってるんですけど、うまくいかない時だったり、ネガティブに考えちゃうことも自分の個性として変換している歌詞が、すごくいいなと思っています。
「Blue Flame」
雅久(GAKU):今回収録されている4曲の中で、一番パフォーマンスをお見せすることができる曲なんじゃないかなと思っていて。僕はダンスに自信があるので、すごくやりがいを感じる曲でした。ただ全員で合わせるだけではない、動きに見どころが多い楽曲です。
颯太(SOTA):青い太陽 (The Blue Sun)」とは対照的というか、ダークなかっこいいaoenを見せられる曲かなと思います。レコーディングの時に踊っている人も!
京助(KYOSUKE):自分は踊った方が感情を込めやすいので、レコーディングも踊りながらしていました(笑)。

マイク持つ勢いで挑んだというレコーディングの姿を再現してくれた京助さん!
「Circle Ring」

琉楓(RUKA):この曲は、aoenとaoringの絆を手紙のように書いた曲になっています。もちろんaoringの皆さんに向けたメッセージが主ではあるのですが、どこか僕らに対するメッセージでもあるかのように聞こえてきて。特に自分は、輝の歌声にぜひ注目していただきたいです。
輝(HIKARU):ありがとう!今回の4曲の中で、一番難しく感じた曲です。どうすれば気持ちを込めて歌えるのかなってすごく悩んで歌った曲だったので、そう言ってもらえると本当に努力が報われた気がします!
「FINISH LINE ~終わりと始まりの~」
古家:颯太さんはこのパフォーマンスをするたびに成長を感じたという風に話していましたけど、特にどんな部分から感じましたか?

颯太(SOTA):全然経験がない中で、かなりいいパートを任せてもらったのですが、実は、あの時の僕は高音を全然出せず、レコーディングの時に泣いてしまって……。すごく苦しんでいた時期がありました。けれど、だんだん自分の成長を感じられるようになってきて、今では自分と一緒に歩んでいる曲のように感じます。思い出に残る曲です。
結成記念記者会見でも披露されたヨーヨーパフォーマンスについて
Q,練習期間はどのくらいだったのでしょうか?
琉楓(RUKA):練習期間は1ヶ月ほどでした歌とダンスの練習をしている中、休憩時間があったら今度はすぐにみんなヨーヨーを持って練習して、また歌とダンスの練習に戻って、という繰り返しでした。
自分がミュージックビデオでやらせてもらった「星」の技は、クオリティ的にすごく難しかったです!何度も練習をしていて、ご飯を食べて、すぐ「星」。シャワー、「星」、寝る、みたいな生活をしていました(笑)。

日々の練習の成果からその場で軽やかに星を作り上げた楓(RUKA)さん。
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