クリエイションの祭典「NEW ENERGY TOKYO」で出会った、
新鋭クリエイター達にインタビュー!創作にとって大切なことは?

2023.10.20

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使い手のワクワクと創造性を引き出す、ファッションのような器

中囿義光

Yoshimitsu Nakasono 1984年愛知県生まれ。名古屋造形大学大学院修了後、多治見市のstudio MAVOにて作陶開始。「好きな物を形にした結果生まれた不揃いは選ぶ楽しみに繋がればいい。考えるのではなく浮かぶこと、雰囲気の完成度を意識して形にしたい」との思いを持ち制作をしている。

「自分色に器を育て、生活を楽しむ。そんな暮らしを始めるための作品を心がけています」

1.クリエイションやものづくりにおいて、大切にされていることを教えてください。
お気に入りの服を身に着けたときに得る満足感のように、日々の暮らしの中にもお気に入りの色と楽しみを与えてくれる。自分色に器を育て、生活を楽しむ。そんな暮らしを始めるための作品を心がけています。

「NEW ENERGY」での中囿義光さん展示ブース。

2.NEW ENERGYに参加された理由を教えていただけますか?
主催の方に誘っていただき、NEW ENERGYとは何かと考えさせられ出展させていただきました。

3.クリエイションを突き動かす「エナジー」は何ですか?
幸せな感情の時や不便さを感じた時、不満な時。幸せな感情の時は既存のものづくりを尊重し、新しい物をつくらないと選択したり、オマージュで表現してたり。不便さや、不満な時は常に解決したものづくりをしたり、メッセージ性を残し表現したりしてます。

4.今、ものづくりや表現には何が必要だと思いますか?
僕らがクリエィティブなのはもちろんなのですが、使い手にもクリエイティブを引き出してあげる事。

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100年寿命のアイテムを目指す、熱きエナジー

Kosaburou

コサブロウ Kosaburou は三重県いなべ市にある縫製工場「近藤ソゥイング」が立ち上げたカットソーブランド。サンプル専門の縫製工場だったため、職人が一つの製品の仕上げまで行える高い技術力を活かしたものづくりを行う。ペルー産の30番超長綿を撚り合わせた糸で編み立てた、極限まで度目を詰めつつも柔らかな天竺や、綿の繊維が長く均一で、毛羽が出にくいことで知られるアメリカ産のサンホーキン長綿を撚り合わせた糸を尾州で編み立てた天竺などの高品質な素材使いも特長。「100年着られるTシャツ」を目指し、購入製品のアフターサービスにも対応する持続可能性を持った取り組みも。

「今一度、日本の撚糸や編み立ての技術、稀有な縫製職人の存在を発信する」

1.ブランドのクリエイション/ものづくりで大切にされていることを改めて教えてください。
ファクトリーブランドとして、全てにおいて本物を自負し、弊社の掲げる「絶対品質宣言」を守り続ける事です。良質な素材のみを使用し頑丈に作る事で、長く着用でき、結果としてECOに繋がり、地球環境にも優しいブランドになれると考えています。

2.NEW ENERGYに参加された理由を教えていただけますか?
今一度、日本の撚糸や編立の技術、そして稀有な日本の縫製職人の存在を日本の皆様はもちろん、世界に向けて発信するためです。

3.クリエイションを突き動かす「エナジー」は何ですか?
従業員の幸せを願い、本物のMADE IN JAPANを世に知らしめたいという願いです。そこには「日本のモノ作りの素晴らしさを日本だけでなく世界に発信したいという強い想い」と「モノ作りに携わる全ての人の幸せを願う気持ち」があります。

4.今、ものづくりや表現には何が必要だと思いますか?
ありきたりですが、一言でいえば「情熱」です。そして、自分の信念に従い、パートナーや消費者を裏切らないという「強い心」を持つこと。


次回の「NEW ENERGY」は2024年2月15日(木)〜18日(日)に開催予定。最新情報は随時公式サイトやSNSにて発表されるので、ぜひチェックしてね!

NEW ENERGY TOKYO
WEB:www.new-energy.ooo
Instagram:@newenergy.ooo

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