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ヤコブ・クスク・ステンセン《エフェメラル・レイク(一時湖)》2024年ライブ・シミュレーション、生成される立体音響、ガラス彫刻コミッション:ハンブルク美術館(ドイツ)展示風景:「エフェメラル・レイク(一時湖)」ハンブルク美術館、2024年 撮影:クリストフ・イルガング
仮想空間と現実世界がつながり、人工知能(AI)が急速に進化する中で、新しいテクノロジーは私たちの生活にどんどん浸透している。本展では、現代アートに限らず、デザイン、ゲーム、AI研究などの領域で高く評価されるアーティスト、クリエイター12組が、生物学、地質学、哲学、音楽、ダンス、プログラミングなどの領域とのコラボレーションを通して制作した作品が展示される。
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キム・アヨン《デリバリー・ダンサーズ・スフィア》2022年 ビデオ 25分
デジタル空間で生まれる新しい美学や、死生観、倫理、環境問題、多様性など、普遍的なテーマを掘り下げた作品から、感情の揺さぶりを体験できる。人類とテクノロジーの関係について考える貴重な機会となるだろう。
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アドリアン・ビシャル・ロハス《無題21》(「想像力の終焉」シリーズより)2023年 アクティブなデジタル・エコロジーのライブ・シミュレーション、有機物、無機物、人工物、機械製の物質が組み合わさった層状複合体 Courtesy:kurimanzutto
「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」
会期:2025年2月13日(木)〜6月8日(日)
場所:「森美術館」
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
時間:10:00〜22:00(火曜のみ17:00まで、ただし4月29日、5月6日は22:00まで。入館は閉館の30分前まで)
観覧料:一般¥2,000(土・日曜・休日¥2,200)、大高生¥1,400(土・日曜・休日¥1,500)、中学生以下無料
WEB:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/machine_love/
Instagram:@moriartmuseum
『装苑』2025年3月号掲載