オーブリー・ビアズリー《クライマックス》1893年(原画)、1907年(印刷)ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 Photo: Victoria and Albert Museum, London
繊細な線描と白と黒の色彩からなる、大胆で洗練された作品が今もなお多くのファンを魅了する画家、オーブリー・ビアズリーの大回顧展が三菱一号館美術館で開催される。1872年に誕生し、画家としての成功から早すぎる転落、最晩年の進化まで、25歳の若さで他界したビアズリーの生涯を、直筆作品を含め画業約220点を通して紹介。その内150点もの作品は共同企画者の、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)から一挙来日。妖艶な美しさで人々を魅了してきた奇才ビアズリーの作品が一堂に会するこの機会に、ぜひ足を運んでみて。
オーブリー・ビアズリー《アヴェニュー劇場公演の宣伝ポスター》1894年、リトグラフ(多色)ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 Photo: Victoria and Albert Museum, London
「異端の奇才ーービアズリー展」
会期:2025年2月15日(土)〜5月11日(日)
場所:「三菱一号館美術館」
東京都千代田区丸の内2-6-2
時間:10:00〜18:00(金曜、会期最終週平日、第2水曜、4月5日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜休(2025年2月24日、3月31日、4月28日、5月5日は開館)
観覧料:一般¥2,300、大学生¥1,300、高校生¥1,000
WEB:https://mimt.jp/ex/beardsley/
Instagram:@mitsubishi_ichigokan_musuem
『装苑』2025年3月号掲載