junaida展「IMAGINARIUM」長崎県美術館で開催

2024.08.21

『怪物園』や『街どろぼう』など、ユニークで愛らしいキャラクターや独自のファンタジーな世界観を描いた絵本が立て続けに話題作となった画家のjunaida(ジュナイダ)。ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、細密に描き込まれた人物や背景、明るさと闇が共存する不思議なタッチやストーリーにファンを多く持つ。

絵本のほかにも宮沢賢治へのオマージュである「IHATOVO」シリーズや、伊坂幸太郎の小説『逆ソクラテス』の装画を手がけるなど大きな注目を集め、たゆまぬ冒険を続けるjunaida初の大規模個展「IMAGINARIUM」(巡回展)が開催。会場は作品をモチーフに赤と金で異世界のように彩られ、絵本原画や一枚絵として描かれた400点以上の作品が展示される。

「IMAGINARIUM」
会期:開催中〜2024年9月1日(日)
場所:長崎県美術館 企画展示室
   長崎県長崎市出島町2-1 
時間:10:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:8/26
観覧料:一般¥1,400、大学生¥1,200、高校生以下無料
WEB:https://www.nagasaki-museum.jp

『装苑』2024年9月号掲載