かつてはフランス国王の居城でありながら、革命という苛烈なドラマを歴史に持つヴェルサイユ宮殿。インテリアデザインをはじめ幅広い創作活動を行う森田恭通さんが、四季によって異なるニュアンスをもたらす陽光にこだわりながら、黄金と光のきらめきに満ちたバロック建築の傑作をモノクロ写真に収めた「In Praise of Shadows – ヴェルサイユ宮殿」森田恭通 写真展を開催。
© Yasumichi Morita/Château de Versailles
贅の象徴とされた噴水の地下に眠る貯水槽、マリー・アントワネットが愛した荘厳なオペラ劇場の下に隠された木造構造など、通常は入ることができない舞台裏にも足を踏み入れ、栄華の痕跡を切り取る。建設から4世紀たつ今もなお多くの人々にインスピレーションをもたらすヴェルサイユ宮殿の光と陰のコントラストは必見。
「In Praise of Shadows – ヴェルサイユ宮殿」森田恭通 写真展
会期：開催中〜2023年11月5日（日）
場所：シャネル・ネクサス・ホール
東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
時間：11:00〜19:00（最終入場18:30）
会期中無休
入場無料 ※予約不要
WEB：https://nexushall.chanel.com/program/2023/versailles/
『装苑』2023年11月号掲載
