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俳優・モデルの栗原颯人とスタイリストのRemi Takenouchiが出会う
Dr. Martensの“GOTHIC AMERICANA”コレクション

2024.02.02

独自のスタイルで自己表現を楽しむ、世界中のファッションラバーに支持されているブランド、ドクターマーチンから、ウエスタントレンドを独自の世界観で表現した新作「“GOTHIC AMERICANA”コレクションが登場。

ファッションブランドのショーに出演するなどモデルとして活躍しながら、俳優として初主演映画の公開も控える栗原颯人さんと、これまで『装苑』でも様々なファッションページでオリジナリティに富んだスタイリングを手がけてきた、スタイリストのRemi Takenouchiさん。ドクターマーチンのヘビーユーザーである二人が、コレクションの中から履きたいアイテムをセレクト。セルフコーディネートでのスナップと、インタビューをお届けします。

Photographs:Jun Tsuchiya(B.P.B.)

 この記事の内容 

p1 栗原颯人さんインタビュー&スナップ

p2 Remi Takenouchiさんインタビュー&スナップ
p3 “GOTHIC AMERICANA”コレクション紹介

 Hayato Kurihara 

白のステッチ刺繍を生かしたスタイリングでドレスアップして履きたい!

――ドクターマーチンとの最初の出会いは?

初めての出会いは高校生の頃。元々ファッションが好きでドクターマーチンの名前は知っていましたが、ある時3ホールでステッチが見えないタイプのシューズをもらって、「見たことないモデルですごくかっこいい!」と思ったんです。それがきっかけで詳しく調べると、パンクと関わりが深いブランドだと知って。当時、イギリスの音楽文化が大好きで影響を受けていたこともあり、好きな音楽やアーティストと密接な繋がりがあるドクターマーチンに惹かれました。今愛用しているのは、3年ほど前に古着屋さんで購入した、チェリーレッドの8ホールです。ただの赤ではない絶妙なカラーと、履くほどに足に馴染んで自分だけの一足になるところが大好き。ドクターマーチンはどんなスタイルにも合うので、靴を選ぶときに必ず頭に浮かぶんです。これからも、大切に履き潰したいと思います!僕にとってずっと心に残っている特別なブランドですね。

――数多くの著名なアーティストとの関わりも深いドクターマーチン。栗原さんが音楽シーンで好きな人やファッションアイコンにしている人は?

昔から変わらず大好きなのはセックス・ピストルズ。最近は、イギリスのブリストル発祥の音楽でトリップ・ホップというジャンルが好きで、マッシブ・アタックや、ポーティスヘッドもよく聞きます。

ファッションアイコンは、2022年に活動休止を発表したアメリカのヒップホップグループ、ブロックハンプトンのメンバー、ケヴィン・アブストラクトです。彼のフリーダムで流動的な服装がかっこいいと思っていて、参考にしています。ファッションスタイルとして一番好きなのはロックスタイルですが、服飾の専門学校に通っていた時代はウエスタンテイストに猛烈にハマっていた時期もあったり。僕自身も通ってきたカルチャーだったので、今回“GOTHIC AMERICANA”のシューズを履かせていただけて嬉しかったです。ロックやウエスタンのスタイルにはどうしても惹かれますね。

――今回、“GOTHIC AMERICANA”コレクションの中から「THE 1460 BOOT」を選んだ理由とコーディネートのポイントを教えてください!

マーチンといえば8ホール!という思いで王道の「THE 1460 BOOT」を選びました。“GOTHIC AMERICANA”はどれもウエスタン風の白のステッチ刺繍のシックなかっこよさがありながら、型によって印象が変わるので、タッセルがついた「ADRIAN」も素敵でした。どれも違った魅力がありますね!

“GOTHIC AMERICANA”のシックな雰囲気を生かしつつ、ドレスアップしたスタイルにしてみたかったので、首もとにシルバーチャームがついた白シャツと、黒のスラックスをメインにコーディネートしました。スエードのジャケットや、マフラーのフリンジでウエスタンの雰囲気も加えています。今回のコレクションビジュアルに登場していた、アーティストのDENZEL HIMSELFのルックを意識したカラーリングもポイントです!

大好きなウエスタンの要素が盛り込まれた“GOTHIC AMERICANA”コレクション、とても興奮しました!別のコーディネートで着るとしたら、デニムのセットアップや、光沢の効いたウエスタンシャツとフレアパンツで、ザ・ウエスタンだけど、ブーツに合わせたシック感を意識したスタイリングがしてみたい。暗いところで白ステッチが映えそうなので、パーティーやクラブシーンにも履いていきたいです。

――俳優として役を演じる際や、モデルとして様々なスタイルの洋服を着用する機会が多いかと思います。ファッションによって、自身の気持ちにも変化が生まれますか?

身に纏うものによって心持ちは全然違いますね。レザーなどの無骨な印象のアイテムを着ると自分自身も少し活発になったり、フォーマルな服装をすると自然と背筋が伸びます。

なので、自分で服を選ぶときは、着る前の感情を大切にしているんです。気分が上がっている時は、煌びやかなアイテムで気持ちをさらに高めたり、今日は天気が悪いな、みたいな少しネガティブな気持ちがある日は、緩いファッションにして自分の気持ちをリラックスさせてあげたり、というようなことを自然としている気がします。とはいえ、どんな日のファッションにも似合って、大好きなパンクファッションにも欠かせないドクターマーチンは、僕と切っても切れない存在。この先もずっと愛用すると思います!

栗原颯人さんが

選んだアイテムはこちら!

1460

ブランドアイコンの8ホールブーツをホワイトステッチの刺繍とガンメタルの金具でツイストの効いたデザインに仕上げた一足。「THE 1460 BOOT」¥31,900 ドクターマーチン(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)

その他の商品についてはこちら

栗原颯人

1999年12月29日神戸生まれ名古屋、新潟育ち。上京後、2022年からモデルとして多方面にて活躍。現在は俳優としても活動中。

Instagram:@trhkkd

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