ステラ マッカートニーは「Come Together」に想いを込めて。2026年春夏パリ・ファッションウィークより

9月29日から9日間の日程で、2026年春夏パリ・ファッションウィークが開催され、110を超えるブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目コレクションや話題のトピックスをご紹介します。

ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)のテーマは「Come Together」。言わずと知れたビートルズの名曲のタイトルでもあり、ショーの冒頭ではオスカー俳優のヘレン・ミレンが歌詞をナレーションする演出も。そこには、人類、動物、そして母なる地球のために、団結を呼びかけるメッセージが込められています。

コレクションで描かれたのは、男性的でありながら女性的でもある、二面性を併せ持つステラ・ウーマンです。ブランドを象徴するテーラリングでは、ダブルブレストジャケットにサイドカットを施した新たなシルエットが登場しました。

ADのあとに記事が続きます

ADのあとに記事が続きます


シャツスタイルのペプラムドレス、スポーティなポロドレスも新鮮で、華やかなフラワープリントやリサイクル・ラフィアのフリンジドレスがある一方で、ワーカールックも目を引きます。

ブランドのこだわりが詰まったアップサイクル・アイテムも充実。ジーンズのウエストベルトを再利用したドレスやパンツ、バッグなどが提案されました。

クライマックスを飾ったのは、フェザーの代替として開発されたヴィーガン素材のドレスです。オーストリッチのようなふわふわとしたテクスチャーが、ラグジュアリーなムードを引き立てています。

Courtesy of Stella McCartney
Text:B.P.B. Paris

RELATED POST

【バックステージ取材】“楽しむ”を根底に3シーズンを共にするVIVIANOチームにフォー...
映画「ハリー・ポッター」シリーズ衣装デザイナー取材、スタジオツアー東京特別企画「...
なぜ、いま「リビング・モダニティ」なのか?『リビング・モダニティ 住まいの実験192...
KIDILL(キディル)の末安弘明と中央町戦術工芸が鼎談『抗い続けるパンクのスピリット...
ファッションの分野で篠原ともえが参加 正倉院初の体感型展覧会
Claes Oldenburg(クレス・オルデンバーグ)の回顧展がPace 東京にて開催中
BEAMSプレス 片平楓果 #2業界のおしゃれな人がリアル買いしたアイテム
アートディレクターYUKARI #3業界のおしゃれな人がリアル買いしたアイテム
ファッションモデル/デザイナー カユウ シュウ #4業界のおしゃれな人がリアル買いし...
ファッションPR 沖田夏子 #7業界のおしゃれな人がリアル買いしたアイテム