1月20日から6日間の日程で、2026-’27年秋冬パリ・メンズファッションウィークが開催され、66ブランドが公式スケジュールで新作を発表。注目のコレクションやトピックスをご紹介します。

© B.P.B. Paris
ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)が手がける2回目のメンズコレクションを発表しました。
サウンドトラックに使われたのは、浅川マキの「夜が明けたら」。別れと旅立ちを描く情感豊かな旋律を背景に、活力とナイーブさを併せ持つショーが展開され、未来へ歩み出す若者たちの姿を想起させました。


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「2シーズン目となるこのメンズコレクションにおいて、成長する、大人になるという概念を探求したいと思いました」と、クロスナー。
「ドラマチックでもロマンチックでもない、新たな始まりの喜びを称えるものとして。可能性が広がる瞬間、居心地の良い領域から離れ、初めて自分自身と向き合うその純真さと誠実さ。初のメンズコレクションを発表した6月から半年。卒業生たちが夜明けの浜辺で祝杯をあげたあの日から、彼らは家を離れる。大学へ、新たな冒険へ — 探求と学びの旅へ。…」


インスピレーション源は、愛着のある服や家族の思い出の服、成長して着られなくなった制服など。グレーなどのニュートラルカラーを基調としながらも、カラフルな色彩にあふれています。
豊富に登場したスクールボーイ風シルエットは、厳格さの中に遊び心をのぞかせ、とりわけ目を引いたのはペンシルコートやシャツの胸に縫い付けられた紋章。刺繍糸を長く垂らしたフリンジのディテールが、規律のあるスクールスタイルに揺らぎを与えています。


フェアアイル、アーガイル、ストライプ、ケーブル編みなど、バリエイションに富んだニットも特徴的。ぼやけたフラワープリントはポラロイド写真から引用されました。


複数の色と柄を絶妙なバランスでミックスし、ほどよく着崩したスタイリングは、このブランドならでは。ウエストに重ねられた田舎風カマーバンドもユニークです。


バッグはカルターブル(通学かばん)やリュック、柔らかな素材のボストンなどがそろい、足元にはフラットなスニーカーやボクシングシューズを合わせています。
さらに、パッチワークのスカーフやニット帽、半貴石の幸運のネックレス、釣りのルアーのアクセサリーなどがプラスされ、個々の物語を際立たせていました。




全ルックを一挙公開します!


































































Courtesy of Dries Van Noten
Photo credit : GoRunway
Text : B.P.B. Paris